「父ちゃんの入院生活」カテゴリーアーカイブ

サリーの父ちゃんのおパンツ騒動。


サリーの父ちゃんである。

5日であった。

サリーの父ちゃんは朝、病院にいたのである。

久しぶりの検診なのである。

新年であるから初詣。

ではなく初検診。

まったくメデタくはないのである。

時間は8時半。

朝、はやいなああ。

8時半に検査だと言われているのである。

言われているのであるが、待合室には誰もいないのである。

おかしいなあああ。

結局、ポッキー先生の検診は11時だったのが判明したのである。

11時!!!!

なんで8時半だと思ったのであろう?

父ちゃん、新年そうそうやっちまったのである。

8時半。

仕方がないので外に行って時間をつぶすか。。。

でも、8時半ではつぶすところがないのである。

マックに行って朝マック。

でも、病院から朝食を抜くように言われているのである。

どうしようもない。

それで、とりあえず外に出たのである。

するとトイプードルを散歩させているご婦人がいたのである。

トイプードルは父ちゃんを見つけると、「おんや?」と父ちゃんを見て止まるのである。

「やったぜ。」

「私もトイプードルを飼っておりまして。」

「なんかわかるんですかね。」

と会話ができると思ったのである。

思ったのであるが、ご婦人はまるで不審者を見るように慌ててトイプードルのリードに力を入れて歩き去ったのである。

サリーの父ちゃんの帽子、マフラー二重巻き、マスクのもこもこ星人を怪しいと思ったのである。

そうして、サリーの父ちゃんは病院にすごすごと戻ったのである。

「しかし、11時まで長いなあああ。」

父ちゃんは馴染みのコンビニに行き、新聞を4紙購入したのである。

新聞熟読。

すると、患者さんが集まってきたのである。

ご老人のご夫婦が受付の人から「血圧を測れ」と。

ご夫婦は「血圧ですか?」とうろうろするのである。

父ちゃんは、「もしもし、血圧はそこの血圧計ありますから。それで測って。」

と案内するのである。

勝手知ったる他人の家ならなぬ、勝手知ったる他人の病院なのである。

で、しばらくすると、両手に杖をついた爺さんが登場したのである。

この爺さんが問題だったのである。

爺さん、両手に杖をつきながらなにか呟いているのである。

問題なのは、両手に杖爺さん、マスクを顎にずらしているのである。

これではマスクの効果がないのである。

このご時世。

マスクをずらして、しかも話をしているのは重大犯罪である。

「昨夜、◯◯コンビニで刃物をもった強盗が。」とか、

「◯◯銀行に拳銃のようなものを持った強盗が。」より、

「本日、朝8時半。両手に杖をついた爺さんがマスクを外して病院に。」

のほうが重罪なのである。

そうは思いませんか?

サリーの父ちゃんは慌てて、両手に杖爺さんから遠くへ避難したのである。

したのであるが、両手に杖爺さんはなにか言いながらそばに寄ってくるのである。

サリーの父ちゃんは恐ろしかった。。。。

しかし、なんで病院に来る爺さん達は自分勝手なのであろう?

で、両手に杖爺さんは、診察の結果、「採血とMRI検査」と言われたのである。

「ざまああみさらせ。」

「採血いたいんだよ。」

「MRIは音がガンガンなんだよ。」

「うふふふ!」

サリーの父ちゃん、心の中で喝采したのである。

で、サリーの父ちゃん、呼ばれたのである。

CT検査なのである。

受付の方が「CT検査の場所わかりますか?」

父ちゃんは答えた。

「はい。C館の地下です。」

もう勝手知ったる他人の病院なのである。

それで、エレベーターに乗ったのである。

すると、あの!

あの!

ポッキー娘が。

車椅子に乗った患者さんと一緒に!

サリーの父ちゃんは思わず。

「おおおおお!」

「あら、元気ですか?」

「あけましておめでとう!」

後から考えると、病院で新年の挨拶とはいいのであろうか?

それで、CT検査なのである。

もこもこ星人の父ちゃんに技師さん。

若い女性の技師さん。

「入れ歯はないですか?」

「ありません。」

「他に金属はないですか?」

「ないでーす!」

すると、

「スエットのパンツの紐のところが金属なので脱いで頂いていいですか?」

父ちゃん、あらら?

脱いだのである。

本当は寒いので股引ではなくスパッツを履いて行こうと思ったのだが、なんとなしにサリーが、「父ちゃん、それはまずいよ。」とお告げがあって、股引はやめたのである。

サリーの父ちゃんはサリーに感謝してスエットを脱いだのである。

するとパンツ一丁。

しかもパンツはよれよれの◯◯クロのパンツではなく、新品の「グンゼ」のパンツなのである。

サリーの父ちゃんはサリーが「今度はグンゼでね。」

と言われたことに感謝したのであるが、「サリーがね、〇〇クロじゃなくてグンゼと言ったんですよ。」

と女性の技師さんにお伝えしたかったのですが、父ちゃんは機械のなかにぐーインと入れらたのである。

まあ、技師さんにすれば患者のパンツが◯◯クロであろうがグンゼであろうが関係ないのである。

ということで、お間抜けサリーの父ちゃんの新年初病院のお話でございました。

結果は「よし!」。













おしまい。

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