月別アーカイブ: 2020年12月

残念な「忠犬サリ公」!


サリーである。

訳あって父ちゃんのところに来たのである。

本当ならもっと「まし」な家庭にもらわれてもいいのであるが、神様は理不尽なのである。

どうしようもない父ちゃんのところに来てしまったのである。

来ちゃったもんは仕方がないのである。

しかし、サリーは別にそこらへんは気にしていないようであった。

散歩に連れて行ってもサリーは「おやつ」をくれる人を探すのである。

サリーには散歩は「おやつ」をくれる人を探すことなのである。

それで、父ちゃんはサリーを会社に連れていったのである。

なぜか?

父ちゃんが会社にいっている間、サリーが可哀想だと思ったのである。

嘘である。

会社に連れていったら面白いかなと思ったのである。

するとサリーは会社に行くのが大好きになったのである。




「会社行くよ」と言うと、「はい!」と言うのである。

言った気がするのである。




たまに「今日はこっちから行こうよ」と言っても、「がん」としていつもの道を行くのである。

サリーにはサリーの決まりがあるのである。




いつもは家でのほほんと過ごしているのに会社に行けるとわかると、「ジャガーチェンジ」なのである。

「ジャガーチェンジ」

「豹変」

うほほほ!




しかし、大好きな「さとこ」さんは外出中なのであった!







サリーは呆然とするのである。

そうなのである。

サリーにとって会社は大好きな「さとこ」さんに会えることなのである。




サリーは「さとこ」さんの、外出中の「さとこ」さんのデスクを見つめるのである。










「忠犬ハチ公」は亡くなった飼い主さんと会おうと毎日、毎日、渋谷の駅に行ったのであるが、サリーはかごの中で「さとこ」さんの帰りを待つのである。

ここらへんが、「忠犬サリ公」になれない残念なところなのである。

で、仕方がないので。




父ちゃんが「残念な忠犬サリ公」を抱っこしてあやすのである。




そして、いつまでも「残念な忠犬サリ公」を抱っこしているわけにもいかず。。。。




ケージに入れるのである。

すると。







「さとこ」が帰ってきたのである!




しかし、「さとこ」さんはなかなか「残念な忠犬サリ公」のところには来てくれないのである。

しかし!

遂に!




「忠犬ハチ公」は飼い主さんを迎えに行くのであるが、「残念な忠犬サリ公」は「さとこ」さんを待つのである。

ここらへんが、「忠犬サリ公」になれない原因なのであろう。。。。

それで、「さとこ」さんに会えた「残念な忠犬サリ公」は。。。。。







ということで、「残念な忠犬サリ公」のお話なのである。



おしまい。

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サリーのクリスマス。こんなこともありました。


クリスマスである。

あれは、2018年のクリスマスであった。

サリーをサンタにしたのであった。

社員の休憩室でサリーはサリーサンタに変身したのである。

そうして。




サリーサンタ。

おちっこしやがった。













大好きな「さとこ」さんを見つめるのである。




おしまい。

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サリーの父ちゃんとお偉いさん。


サリーの父ちゃんである。

定期検診で病院に行ったのである。

その時、気がついた事がある。

待合室で待っているときである。

いい年こいた親父が受付の人に言うのである。

「採血?」

「で、どこに行けばいいのだ。」

「うん?D館の2階?」

「どうやって行くんだ?」

とにかく態度がでかいのである。

そうなのである。

態度がでかい親父がやたらいるのである。

「さっきからずーと待っているのだがね。」

「私の診察はいつのなるのだ。」

うるさいのである。

こんなに患者が待っているのであるから時間がかかるのはわかるであろう。

この態度がでかい親父達はきっと定年退職する前は大手企業のお偉いさんだったのである。

大手企業の元おえらいさんほどたちの悪い者はいないのである。

おえらいさんの時は部下がいっぱいいて、えばっていたのであるが、今は部下は一人もいないのである。

いないのであるが、おえらいさんの時の態度が消えないのである。

だから、きっと家では奥さんから「貴方、邪魔なのよ。」と言われているのである。

しかたがなく、公園に散歩に行くのである。

行くのであるが、もとお偉いさんであるから、どうしても一人の散歩が慣れないのである。

重役だった時は外出時は部下が3,4人お供してくれたのであるが、今は誰もお供してくれないのである。

あるいは、外出時は社用車だったのであるが、今は徒歩なのである。

まったくとほほなのである。

であるから、たまに奥さんのお供でスーパーに買い物に行くのであるが、立場が逆転してしまっているのである。

しかも、お刺身盛り合わせ、900円なんか見つけてしまい、かごに入れると、奥さんから「高いから駄目。」と駄目出しされるのである。

うほほほ。

それに比べてサリーの父ちゃんは零細企業ではあるが、サリぽん運輸の経営者である。

であるが、腰が低いのである。

指紋もないのである。

それは、いつも揉み手をしているからである。

特に銀行に金を借りに行くときなど、「おやおや支店長ではございませんか。」

「今日もご機嫌麗しく。」

もう揉み手、揉み手。

指紋も消えるのである。

しかも会社には堂々と「徒歩」である。

お供は「サリー」なのである。

というか、サリーが「会社だ。会社!」と先にどんどん行くので、父ちゃんのほうがサリーのお供なのである。

父ちゃんはまったく苦にならなかった。

サリーが父ちゃんの先を一心不乱に進む姿が面白かったのである。

ということで、まったく他の患者さんたちは静かに待っているのに。

この元おえらいさん達には困るものである。

父ちゃんは慣れたもので、コンビニで新聞4紙とお茶とポッキーを購入し長丁場に備えているのである。

すると、目の前をストレッチャーに患者さんを載せて運んでいある女性の看護師さんが通ったのである。

「あら。」

看護師さんが声をかけてきたのである。

以前の入院時でお世話になった看護師さんであった。

父ちゃんは応えた。

「おう!元気?」

「元気よ。」

「うんじゃね。」

明るい挨拶であった。

あったがストレッチャーに患者さん。

多分、重篤な患者さんであろうが、その患者さんの前で明るい挨拶をしていいものなのであろうか、後になって反省したのである。

あと、待合室で飲食してよかったのであろうか?

お偉いさんは態度がでかいが、父ちゃんはお行儀が悪かったのかもしれない。




おしまい。

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