いつもの編集者フィーユである。
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「なにかね?」
「原稿をお願いしますよ。」
「君はいつも原稿、原稿。」
「たまには自分でなんとかしようと思わんのかね。」
「自分でと言われましても。」
「あれだよ、あれ。まずは自分でなんとかする。」
「なんと言ったか。。。。」
「次女、三女、長女だよ。」
「。。。。。。。」
「もしかして、自助、共助、公助ですか?」
「そうとも言う。」
「しかし、なんで次女が先なんだろうね。」
「本来なら、長女が先だろう?」
「そう思わんかね?」
「先生。。。。。」
「で、フィーユ君。なんだったけ?」
「原稿ですよ。原稿。」
「仕方がないでしょう。わんわん書房のりょうが羨ましいです。」
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触ったらダメ
だそうです。
なにを触ったら駄目なんだろう?
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僕は毛布がないと寝られません。
だそうです。
「わしと一緒だな。」
「で、なんでだ?」
「わんわん書房はあの有名作家がいますから。」
「有名作家?」
「そうです。」
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「ひなた先生です。」
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「ひなた先生?」
「そうです。」
「知らん。どんな本を書いておるのだ。」
「ご存知ない。ロンドンを舞台に、名推理で難事件を解決する。」
「解決する?」
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「名探偵シャーロック・ひなぽん!ですよ。」
「売れてるの?」
「もう100万部突破です。」
「100万!」
「で、私は?」
「10。。。。」
「10万部?」
「10冊です。」
「10冊!たったの?」
「なんでも、サリぽん運輸の会長が申し訳なさそうに買いに来たそうです。」
「領収書もらって、これ経費で落ちるかな?と呟いていたそうです。」
「ありゃりゃ。」
「ということで、先生、早く原稿を。」
「わかった。メラメラと対抗心が湧いてきたぞ。」
「フィーユ君。こんなのはどうだ?」
「なんですか?」
「ひなたが、名探偵シャーロック・ひなぽん!なら、こっちは、名探偵さりぽん!」
「。。。。。。」
「とある村で連続殺人事件がおこるのだ。」
「それって、犬神家の一族でしょ?」
「ちがいます。」
「可愛がっていた犬がご主人を噛むの。」
「そして、親類縁者みな驚愕。」
「題して、犬が噛み、け!一族びっくり!」
「いまいちです。」
「だって思い浮かばなかったんだもん。」
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「先生。しっかりしてください。」
「ひなた先生なんて毎日、車ですよ。」
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「車?」
「むこうが車なら。。。」
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「金!銀!」
「どうだですか。。。」
「そうだよ。フィーユ君。」
「フィーユ君。どうした?」
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「ありゃりゃ。」
りょうちゃん、ままさん。ひなたとひなたママさんありがとうございました。
つづく!
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