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業務連絡です。
教祖様てぬぐいです。
送金先ですが、支店名、少しだけ間違ってました。
正しくは、志村坂下支店です。
訂正でした。
それから、手ぬぐい注文したけど届いていないという方おられましたら、お手数ですが、ご連絡お願いします。
さて、妙なタイトルです。
サリーが来て、1年と3ヶ月。
いろいろなことが、
ありませんでした。
ただ、サリーは、なんと言うのでしょう?
おバカ?
天然?
なにを言いたいかと言えば、笑ってしまうのです。
行動すべて。
たとえばですね、
ベッドで寝っ転がって本を読んでいます。
サリー、クローゼットから出てきます。
ベッドの下を通って、飼い主を探しに行きます。
台所、玄関。
見つからないので、戻ってきます。
飼い主を発見して、尻尾を振って、
クローゼットに戻ります。
これ、何回もやります。
今日は、飼い主を発見して、ベッドに飛び乗ろうとしました。
失敗しました。
もう一度挑戦しました。
また、失敗しました。
そのまま、クローゼットに戻りました。
1分してまた出てきました。
不屈の闘志です。
そして、
飼い主を見つめます。
仕方ないので、抱っこしました。
サリーの不屈の闘志は、たいしたことがないことが判明しました。
会社に行く時、一直線になかば走るように歩いていきます。
今回は最後に失敗。
でも道も完全に覚えています。
この一直線が可笑しいのです。
脇目も振らずとはこのことか、なのです。
つらいことや悩みがあっても、このサリーの一心不乱に会社へ向かって歩く後ろ姿を見ると、悩みなんてどうでもいいや!と思ってしまうのです。
できれば、悩みを抱えている方と集団で、そうですね、はとバスみたいに、小旗を持ったガイドさんを先頭にサリーの後ろ姿を追うツアーを企画したくらいです。
名付けて「サリーの後ろ姿でお悩み解決ツアー!」
カニ食べ放題はオプションです。
それで、会社にいると、経理の「さとこ」さんを監視します。
「さとこ」さんが、事務所を出ると心配そうに、うろうろします。
「さとこ」さんが戻ると安心して寝ます。
そういえば、昔、誰もいない日曜の会社にサリーを連れていったことがあります。
すると、サリーは「さとこ」さんが座っていない、空の椅子に向かって、寂しそうに泣いたことがありました。
わけがわかりません。
「さとこ」さんは黙っていますが、サリーの初めての飼い主は「さとこ」さんではないのかと睨んでいます。
それで、飼い主が外出している間、「さとこ」さんは、サリーを連れて、散歩させているそうです。
サリーは、小さいほうをして嬉しそうに散歩するそうです。
絶対に、「権太楼(サリーの本名)、絶対に秘密よ」と言っているのです。
多分。
それで、帰るとき、嫌がるのですが、国道を渡ると、また一直線で家に帰るのです。
家路を急ぐサラリーマンの間を抜けて、「えーい、じゃまだ!じゃまだ!」と言っているような気がします。
家に戻ると、水を飲み、ベッドの上で、スリーピング・ちょうだい・ちょうだいをするのです。
それで、嬉しいと、毛布を噛み噛みするのです。
でも、途中でちょっかいを出すと、うー、うーと唸るのです。
どうも、毛布噛み噛みは、サリーにとってとても大事な儀式なようです。
とにかく、毛布噛み噛みです。
そして、遊んであげないで仕事をしていて、ふと見ると、
怖いのです。
とにかく、悩みがあってもサリー(本名、権太楼。多分。)がいると、気分も晴れるのです。
どうでしょう。
一家に一台ではなく、一家に一匹、サリー。
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あと、毛布ベトベトになります。
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