船乗りフィーユの冒険。第9話。謎の遺跡と漫才コンビと。








「先生、なにか怒っていませんか?」

「まったく、あの男、舐めているのか!

「舐める?あのオヤジですね。」

「最も重要なところで、原稿読み飛ばしやがって!」

「読み飛ばす?」

「ああ、別のオヤジか。。。。」

「いつもあの男、無表情で気持ち悪いんだよ。」

「ですよね。なんか本当、冷たい人間なんだなとわかりますよね。」

「しかも、噛みやがった。」

「噛む?あれ、やっぱりあっちのオヤジかな?」

「本当、気持ち悪いんだよ。」

「ですよね。ソフトボールの選手が可哀想ですよ。」

「あいつは、原稿読んでも、噛むんだよな。」

「原稿?金メダルの話じゃないんだ。。。」

「トヨタも怒ったな。」

「やっぱりあっちのオヤジか。」

「しかし、トヨタも偉いな。」

「オリンピックのスポンサーなのに企業イメージを考えCMを一切やらないことにしたな。」

「そうですね。」

「5輪はやめて、これからは、4輪に専念しますってか?」

「お上手!」

「敬愛する立川談四楼師匠のネタじゃがな。。。。」




「しかし、あの金メダル。」

「やっぱりあのオヤジですね。」

「気持ち悪いから新しいのに交換してくれればいいのに、IOCは駄目だと。」

「固いですよね。」

「せっかく頑張って得た金メダルが汚されたんだぞ。交換しろよ。」

「なんでIOCは動かないんでしょう。」

「同情は正義では動かいないんでしょうか?」

「フィーユ君。いいかね。」

「はい。」

「IOCはな、同情やましてや、正義では動かんのだ。」

「じゃあなんでだと動くんです?」

「動くのは。。。。。」







「でもサリー先生。」

「なんだね、フィーユ君。」

「オリンピックも終わりましたよ。」

「そうだな。ようやく落ち着いた日々を取り戻すことができるな。」

「サリー先生の落ち着いた日々とは?」

「やはり、平日の午後、警視庁捜査一課長→科捜研の女→そして相棒の再放送!」

「あの再放送を録画して夜中にビールを飲みながら楽しむ生活だな。」




ということで、いつものサリー先生とフィーユ君でした。。。。







「おらが島」である。




謎の遺跡である。

船乗りフィーユである。

あい変わらず、お宝を探していたのである。

その時であった。




「おんや?」

「あのう、あなたはどなた?なにをしているの?」

フィーユは訊ねた。




「私は、考古学者の。。。。」







「そのまんまぷー太さんですか?」

「そう。プレーンぷー!です!」

「で、あの方は?」




「あいつはね。相棒の。。。」

「相棒の?」




「フリー・コリ男ってかっこいいじゃないですか。」

「いや、フリー・コリ男。」

「ただのコリ男だ。」




「お二人は長いんですか?」

「そうねええ、コリ男君とは長い付き合いやね。」

「そうそう。同じ臭い飯を食った仲。」

「ちがうやろ。」

「それを言うなら、同じ釜飯を食った仲やろ。」

「ぷー兄さん、それは、同じ釜の飯を食った仲!」

「もう君とはやってられんなあああ。」




漫才コンビのぷー&コリを置いてフィーユは再びお宝探しの旅へ向かったのである!

ということで本日はここまで!

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