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サリーの「老人と犬とおむつ」。


まずは、サリーのおむつの話なのである。

皆さんから色々とアドバイスを頂いたのである。

ありがとうございます。

とりあえず犬用おむつの在庫があるので在庫が切れたら赤ちゃん用のおむつ。

パンパースかメリーズを購入する計画なのである。

夕方の散歩に連れていき、サリーは満足したのかカリカリを食べて寝るのである。

であるが、夜中に急に起き出すのである。

飼い主はサリーのおむつをくんくん嗅ぐのである。

「あら、おちっこしてるわ。」

なにか若いお母さんになった気分なのである。

気分なのであるが、若いお母さんと違って、おじさんなので、おむつを外して新しいおむつを履かせるのである。

夜中におじさんは一連の行動を無言で行うのである。

どこか、小津安二郎の映画みたいなのである。

小津の映画にそんな場面はなかったと思うが、なんかありそうな気がするのである。

「老人と犬とおむつ。」

偶然から貰ってしまった元捨て犬。

犬には興味がなかった老齢の男。

しかし、次第に心を通わせ、年老いた犬を深夜に無言でおむつを替える老齢の男。

カンヌ映画祭で最優秀外国映画賞を獲得するのではないだろうか?

そんなことを考えたいると、「ごて!」と音がしたのである。

サリーである。

またベッドから落ちたのである。

またか。。。。




ベッドの下でぼーっとしていたのである。

「ごて!」

飼い主は無言でサリーを引き上げるのである。

もうなんとかならぬのか。

寝ぼけてベッドから落ちる。

「ごて!」

引き上げ。

サリーがベッドから落ちないようにする策を考えないといけないのであるがなんも思いつかないのである。

これを、「ごて!にまわる」というのである。

それで、無事救出すると。




がさごそ。




がさごそ。




しまった。




おむつしていなかった!

慌てておむつ装着しようとしたのだが、サリーが猛烈に嫌がるので、




またまた深夜の散歩なのである。

緊急事態だから仕方ないのである。










うひょひょ!深夜の散歩を楽しんで帰還するのである。

するのであるが。







ふたたび深夜の散歩に向かったのである。




サリーの深夜のうひょうひょ!祭りは終わらないのである。

結局。




飼い主に抱っこされて強制送還なのである。

おしまい。

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