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「元気だったかね。」
「お久しぶりです。サリー先生。」
「先生、しばらくお会いしませんでしたね。なにをされていたんですか?」
「うむ。選挙だ。」
「選挙?」
「知らんのか?選挙があっただろう。」
「人間の世界のでしょ。衆議院選挙。」
「そうだ。しかしな、犬の世界でも選挙があったんだ。」
「そうなんですか。」
「まあ、君はまだ若いからなああ。」
「選挙権がないと?」
「そうだ。しかしな犬の世界の場合、選挙権ではなく。」
「なく?」
「選挙犬と呼ぶ。」
「選挙犬ですか。でもそれって選挙をする犬みたいですよ。」
「まあいい細かいことを気にするな。」
「今、思いついたんでしょ。」
「まあいいと言っているだろう。」
「で犬の世界の選挙も衆議院選挙なんですか?」
「違うよフィーユ君。」
「犬の世界の選挙はな、ほれ我々犬はいつも飼い主さんを思っておるだろう。飼い主さんの帰りを待つ犬。。。。。」
「忠犬ハチ公ですか。」
「なんで言っちゃうの!」
「ボケ考えていたのに。。。。」
「なんですか?」
「剣道や柔道で、先鋒、次鋒、飛んで、副将、大将?」
「中堅ですか?」
「だから!」
「フィーユ君、空気読んでよ。空気。」
「すいません。」
「で選挙だがね、我々犬はだね、いつも飼い主さんを大切に思っておる。」
「はい。」
「これを忠義とも呼ぶ。」
「はい。」
「だから、忠義員選挙。」
「みなさん。」
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「で、サリー先生、選挙でなにをされたんですか?」
「うむ。応援だよ応援。」
「誰の?」
「日本もんぺの党推薦の。。。」
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「大富山佐里吉先生だよ。」
「佐里吉先生ですか。」
「で、佐里吉先生の公約はなんですか?」
「うむ。」
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「で当選したんですか?」
「聞かんでくれたまえ。」
「で、サリー先生。船乗りフィーユの冒険です!」
ということで。
前回までのお話。
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サリぽん王国の、リキオ・凪・長官である。
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船乗りフィーユの兄貴を名乗るわんこ。
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眠りの銭形・coco・平次親分。
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道案内のサリぽん。
サリぽん国王に招待されてサリぽん国に行ったのである。
「で、なんの用ですか?」サリぽんが訪ねた。
「実はだな。我がプリンセス・フィユー様だ。」
「ご結婚されることになったのだ。」
「それはおめでとうございます。」
「だがだ。問題があってな。」
「なんですか?」
「婚約者の母親だ。」
「母親の元婚約者と名乗る人物が現れた。」
「それで?」
「仮にAさんと呼ぼう。」
「はい。」
「で婚約者だ。仮に。。。」
「Kさんと呼ぼう。」
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「なんだよ!」
「それはまずいんじゃありませんか!Kさんは!」
「なんでだ?」
「そのまんまではありませんか!」
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「ほんじゃ、姓のほうで、Kさん。」
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「でですな。」リキオ・凪・長官が言った。
「今、マスコミはこの話題でもちきりで、このサリぽん国にもマスコミが忍びこようとしておるのです。」
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その時であった。
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プリンセスフィーユの兄貴が言った。
「妹よ。。。」
「ねえ、プリンセス・フィーユの兄貴さん。貴方本当にお兄さんなんですか?」
「そうだ。ただし、名字は違う。」
「違うってなんでですか?」
「両親が。。。」
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リキオ・凪・長官が言った。
「今回のご成婚で各国からお祝いの方々がお見えなんです。」
「はるばる日本から。。。」
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「また。落語家の大富山亭サリ丸師匠の弟子の。。。」
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ますます、わけの分からなくなった、思いつき波乱万丈の「船乗りフィーユの冒険」!
はたしてどうなる!!!
以下次号!!!
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