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サリー先生と愉快な仲間達。第55話。法螺の研究、ついに最終話!


諸君は、「走れメロス」をご存じだろうか?

太宰治の名作と言われている。

しかし、歯科医師!

ワクチン注射!

私はつねずね「おかしくない?」と思っていたのだ。

なぜななら、メロスは王様を殺そうとして捕まり、妹の挙式があるので終わったら必ず戻ってくる。

その間、親友のセリヌンティウスを自分の代わりとして差し出す。

もし、自分が戻ってこなければ、セリヌンティウスを自分の代わりに殺せと。

よくそんな理不尽な要求をするもんである。

しかも、セリヌンティウスは「わかった。」と承諾してしまうのである。

セリヌンティウス、人が良すぎる。

みなさんだったらどうするだろう?

馬鹿正直に戻るか?

私だったら戻らない。

セリヌンティウスが処刑された頃を見計らい、のこのこと現れ、「あああ、セリヌンティウス!」、「遅かりし!!!」

と一世一代の演技をし、

「途中で、あの追い剥ぎに身ぐるみ剥がされ途方に暮れていた婆さん。」

「ふと、自分の年老いた母を思い出し、婆さんを遠い山奥の村まで連れていってしまった自分が悔やまれる。。。。」

とかでたらめを言うのである。

しかし、だが歯科技工士!

これでは、名作とはならないのである。

で、あるから。。。

セリヌンティウス・フィーユは待っていた。




「メロス遅いなあああ。」

「このまんまんじゃ、処刑されちゃうよ。」




その頃、メロス・サリーは。




「セリヌンティウス・フィーユの馬鹿。」

「自分が身代わりになるなんて、いわんでおけばよかったんだ。」

「これを、いわんの馬鹿というんだ。」

そのときであった。

メロス・サリーの目の前を1匹の亀がのっそり、のっそりと歩いてきたのである。




「おい、亀、お前なにやってんだ?」

「おいらかい?」

「今、うさぎさんと競争しているんだ。」

「うさぎと?」

「なにいってんだよ。」

「うさぎなら、もう随分と前にいっちまったぜ。」

「そうだろうな。うさぎさん早いからなああ。」

そんな亀を見ていて、メロス・サリーは思った。

「ああ、なんと俺はひどい人間なんだ。」

「セリヌンティウス・フィーユは俺を信じて馬鹿みたいに待っているんだ。」

「よし!今からでも遅くはない!」

「名前も変え、素性も変え、新しい土地で別人として暮らすことにしよう!」

どうであろう?

人間というのものは最後まで自分が可愛いのである。

で、なにを私は言っておるのだ?

そうだ。

五輪である。

五輪。

西洋ではオリンピックと言う。

あのとんでもない、IOC.

「いいとこだけ・おいらは・ちょうだいするぜ」

私はとんでもない事実を知ってしまったのである。

五輪。

IOCが商標登録を済ませていたのである!!!

商標登録。

Ⓡである。

IOCは五輪Ⓡを勝ってに使ってはいかん!と言っているのである!

しかし、五輪はれっきとした日本語である。

元を正せば仏教語である。

そうなると中国も巻き込む大問題に発展するのである!

それを日本人に無断で「五輪Ⓡ」はうちらのだからね。

無断で使ったら容赦しないよと言っているのである。

であるから、我々は日本語である五輪ⓇをIOC様に無断で使えなくなったのである!

では、五輪真弓はどうなる?

五輪Ⓡ真弓と表記しないといけないのであろうか?

それだけではない。

かの名著。

宮本武蔵の「五輪の書」はどうなる!

「五輪Ⓡの書」と表記しないといけないのであろうか!

事ほどさように、IOCはやりたい放題なのである。

しかも、今回の五輪Ⓡだけどね、たくさん問題があるから中止にしないと言っても巨額な賠償金をよこせと脅すのである。

四面楚歌。

そこで、私はみなさんに訴えたい。

この大問題を見事に解決する方法が一つだけあるのである。

「法螺」である。

「法螺作戦。」

ただし、この作戦には、日本全国民が目的のために一致団結する必要があるのだ。

では、その「法螺作戦」とは。。。。
















「やったことにする。」










そうなのである。

オリンピックをやったことにするのである。

朝である。

駅の売店にはスポーツ紙が並んでいる。

すべてのスポーツ紙の1面は、




「晴天の空にブルーインパルスの描く五輪Ⓡの輪!!」

「ああ、我が日本選手団、堂々と入場!」

とあるのである!

電車の車内では、人々が、

「昨日の開会式すごかったね。」

「感動したよ。」

「最初は日本書紀から始まって、退屈だなと思っていたら突然、会場が真っ暗になって。」

「場内に、ジャジャ・ジャン・ジャジャン・ジャジャジャン♪

「そして、ギャーグワーン!!!

「ゴジラだよ。」




「しかも等身大!」

「もう唖然としたね。」

「さすが円谷プロ。」

「本物だよ。」

「で、どうなることかと思ってたら。」

「聖火台に火を吹いて。」

「聖火点灯!」

「もう驚いちゃったよ。」

すると、隣で聞いていたサラリーマンが。

「え!開会式昨日だったんですか!」

「しかもそんな演出!」

「それだけじゃないんだ。」

「暴れるゴジラに。。。。」

「懐かしい音楽が流れると。」

「だぼシャツに腹巻きの。。。。」




「寅さん!」

「おい、ゴジラ。」

「相変わらず、馬鹿か。」

「あんまり壊しているとおっかさん悲しむぞ。」

「最高のコラボ!」

「円谷プロと松竹!」

「もう最高でしたね!」

これ、すべて「法螺」です。

にっくきIOCに一泡吹かせるために、もう国民は一致団結したのである。

口裏を合わすしたのである。

朝のワイドショーでは。

「小倉さん!」

「葛西君。私は感動したよ。」

画面には新国立競技場で各国からの選手団の入場行進が映し出される。




もちろんCGである。

あの、円谷プロダクションが勢力をあつめた一世一代のCG作品なのである!

ここまでくるには事前準備も大変だった。

まず、全国の小学校、中学校で生徒達は秘密裏に体育館に集められ前代未聞の「大法螺作戦の手引き」が配布され、五輪Ⓡが開催されたことにする練習が綿密に行われたのである。

しかし、どこからこの作戦を聞きつけたのか、ある秘密組織が動き出したのである。

ロシアのKGBならぬ、

KIK。

教育委員会であった。

やたら子供達に訳のわからぬ校則を押しつける血も涙もない組織なのである。

彼らは、どうも全国の学校でよからぬ計画が進められているという情報を得、密かに内偵していたのである。

そのため、何人かの純粋に子供達を愛する教員が消息を絶ったと言われている。

らしい。。。

爺さん、婆さんには、町内会で回覧板を使い、「大法螺作戦の手引き」が知らされた。

「いいかい。我々の親たちは昔、国に騙されて散々な目にあった。」

「今でも高齢者の医療窓口負担を2割に引き上げる医療制度改革関連法。」

「いいかい。」

「今度は、わしらが国を騙すんだ!」

これで爺さん婆さん達は一致団結した!

爺さん婆さんを怒らせたら怖いのである!

それから、一般人から日本人選手役が募集された。

外国人選手役も必要だ。

それは、稲川素子事務所に依頼された。

そして、主要な競技はそれら偽物選手達を使いすべてCGで加工され毎晩、テレビで放送されたのである。

IOCの役員達がやってきて、「五輪Ⓡやってないではないか!と大騒ぎになったが、とにかく目にする新聞、テレビ、ニュースがすべて「五輪Ⓡ」の話題なのである。

会う日本人。

老若男女すべてが、「五輪Ⓡ凄いですね!」と言う物だから、納得するしかなかったのである。

かくして、世紀の「大法螺作戦」は国民が一致団結した結果、見事に成功を収めたのである!

一部の政府の偉い人の間ではとんでもない大問題になったのであるが。

「ああ、五輪Ⓡ!」

「素晴らしい、スポーツの力!」

「国民の間に絆が生まれた!」

という報道で、「まあ、とりあえず、スポーツの力と絆な生まれたんんだからいいか。」

「これで今度の選挙も圧勝だな。」

「大げさにしないで、この問題は先送りしましょう。」

というお得意の「先送り」でうやむやとなったのである。

かくして、東京2020問題は見事、「秘策」により無事解決したのである。

ということで、フィーユの裁判である。

もちろん。

「無罪!」

晴れて、フィーユは自由の身に!!!










フィーユは晴れてシャバに!!!

そのときであった!







弁護士cocoであった!




リッキー教授!




忍びの凪も!!!

みな、セリヌンティウスならぬ、フィーユを待っていたのである!!!

そして、










まひなブラザース!も陰で活躍していたことを忘れてはいけないのである!

それから、人間は今回の騒動から学んだのである。

人間はなんと愚かな生き物なのであろうか。

五輪Ⓡはこのままでいかん。

人間の欲にまみれた五輪Ⓡは必要ないのである。

必要なのは、わんこの。

わんこぴっくなのである!

Ⓡなし!

教祖様も言った。




そして、わんこぴっくが開催されたのである!!!




凪!




はたして、この旗はどこから?

そして!
















リッキー・力雄・みんなのリッキー!

感無量なのである!

そうして、第一回わんこぴっくは開催されたのである!

ような気がする。。。。

そして気になる、大富山佐里吉教授による「法螺の研究」であるが、このほど開催されたG7 で世の中にあまりに危険だということで。。。。




誰も知らぬ秘密の保管庫に秘蔵されているのである。







皆さん、長々とお付き合いいただきありがとうございました!

次回からは、「サリー警部の犯人はこの中にいる!」

「かもしれない。。。」が始まります。

多分。。。。

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