「日本もんぺの会」カテゴリーアーカイブ

サリー先生と愉快な仲間たち。第27話。犬に名前をつける。


 

犬に名前をつける。

犬に名前をつけるである。

飼い主さんはいったいどんな気持ちで愛犬の名前をつけているのであろう?

ちなみに、ネットで犬の名前人気ランキングというものを検索すると。

総合。

1位 ココ
2位 ムギ
3位 ソラ
4位 マロン
5位 モモ
6位 モカ
7位 モコ
8位 チョコ
9位 ハナ
10位 マル

だそうだ。

ちなみに、男の子部門では。

1位 ソラ
2位 レオ
3位 コタロウ
4位 マル
5位 マロン
6位 コテツ
7位 リク
8位 ムギ
9位 チョコ
10位 カイ

で、女の子部門は。

1位 ココ
2位 モモ
3位 ハナ
4位 ムギ
5位 モカ
6位 モコ
7位 サクラ
8位 コムギ
9位 キナコ
10位 リン
(アニコム損害保険)

だそうだ。

それで、このリストをながめていて私はある事実に気がついたのである。

それは、

名前が、二文字か三文字なのである。

なぜか、二文字か三文字。。

恐らく、二文字か三文字のほうが、響きが「可愛い」という理由であろう。

「まあ、可愛いわんちゃん。」

「お名前は?」

「モモです。」

「モモちゃん!可愛いおお名前!」

となるのである。

これが、長い名前だと。

「お名前は?」

「健太郎です。」

「慎一郎なんです。」

あまり可愛くない。

さらに。

「越五郎(えつごろう)です。」

「時三郎です。」

「里左衛門霧つねと申します。」

あるいは、

「太郎喜左衛門将時能(たろうきざえもんのしょうときよし)なんです。」

(実在)

となると、決して「可愛いお名前ね。」とはならないのである。

その前に飼い主が覚えることができない。

また、短い名前がいいのは、犬も覚えやすくていいのかもしれない。

「コムギ、おいでごはんよ。」

コムギも「コムギ?私の名前だ!」

となるのであろう。

これが、

「麻呂女鬼久壽老八重千代子さん(まろめくすろやえちよこ)ちゃん!ごはんよ!」

(実在)

となると、麻呂女鬼久壽老八重千代子ちゃんも果たして飼い主さんは自分のことを呼んでいるのか判断付きかねるのである。

犬の名前をつける。

人間の場合。

我が子の名前である。

うんうん、唸りながら両親は考えるのである。

字画とか、画数。。。。

親の名前の一文字を。

あるいは、おじいちゃんに名付けてもらうこともあるかもしれない。

しかし、犬に名前をつけるときは、人は字画も、画数も気にはしない。

ましてや、おじいちゃんに、

「うちの息子(犬)の名前をつけてください。」

ということはない。

多分。

事程左様に、人は犬に名前をつけるときは、あまり深くは考えないものなのである。

私も昔、猫を飼っていた。

というか、拾ってしまい、仕方なしに育てなのだが。

「ちびこ」と言った。

名前は母がつけた。

正確には、私は猫なので、「にゃん」という名前にしたかった。

しかし、姉が白いから「シロ」でいいんじゃない?

と言った。

結局、ちびこは「ちびこ」にしか反応しなくなった。

それは日中、家には、母しかおらず、四六時中、「ちびこ」、「ちびこ」と呼びかけるので、ちびこは自分は「ちびこ」なんだと自覚するのは至極当然のことだったのである。

私は、いつか自分でペットに名前をつけてみたかったのだ。

そして、ある日、やってきたのである。

犬が。

もともと猫をもらうはずだったのが、犬が来てしまったのである。

仮の名前を、「サリー」と言った。

仮親さんの、マイクママさんが、仮につけていただいた名前だ。

今は仮にサリーだが、自分の好きな名前をつけていいという。

猫をもらいに行ったのに犬が来てしまったので、私は焦った。

なんも考えていなかった。

父の名前は「茂」である。

茂かああああ。

一文字もらうとしたら。

「しげお?」

「しげた?」

いっそのこと、

「しげ?」

もし、「しげお」だったら、

「動物保護センターから来た、しげおの見習い社員生活」

なるのか。。。。

結局、私は決めた。

「サリーでいいや。」

ということで、

「サリーはサリー」だったのである。

しかし、今になって思えば、「サリー」

可愛い名前であるし、三文字なので良かったのであろう。

「どうだね。フィーユ君」




「サリー先生。」

「なかなかいいと思います。」

「そうであろう。」

「私の人が愛犬に名前をつける時の法則。」

「いいだろう?」

「そう思うだろう。」

「どうせ、飼い主は犬の名前は思い付きでつけとるんだよ。」

「で、coco君。君の飼い主はどうして、cocoと?」




「私は。」

「飼い主さんのお母さんがつけました。」

「ココ・シャネルのcoco」




「先生。どうかしました?」

「名付け親。飼い主さんのお母さんじゃん。」

「で、リッキー。」

「君の飼い主さんは、どうして君の名前を?」

「リッキーの名前の由来は私の父、力雄(りきお)からもらいました。

父が亡くなった1年後に縁があって私のところに来てくれました。

みんながシュンとなってる時にきて、力をくれたので。(りきお)じゃ、あんまりだし、(りき)にするかと思いましたが

父を呼び捨てにするのもなぁと、チョットカッコつけてリッキーになりました。」




「うっそー。」

「お父さんの名前の一文字もらってるじゃん!」

「で、フィーユ君。」

「君はなぜ、フィーユ?」

「はい。」

「フランス語で女の子という意味です。」




「先生どうされました?」

「フランス語かよ!」

「結局。。。。」




「飼い主、なんも考えなかったのか。。。。」




おしまい。

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