「日本もんぺの会」カテゴリーアーカイブ

サリー先生と愉快な仲間たち。第29話。サリー先生、再びエジプトへ!


犬を亡くしてから訊かれることがある。

「次の犬は飼わないんですか?」

「そろそろ、次の犬をもらっては?」

「気分が新しくなりますよ。」

そう言われる度、自嘲気味に私はこう答える。

「私ももう歳ですから。」

あるいは。

「もう犬を亡くすのはこりごりですわ。。。」




「フィーユ君!」




「うるさい!」

「今、いいところなんなんだよ!」

「先生!」

「大変です!」

「大変て、君はいつも大変だね。」

「大変。大変。また大変。」

「本当に大変なんです。。。」

「その前に先生、いったいなにを書いているんです?」

「これかい?」

「文藝春秋から頼まれてね。」

「犬に関するエッセイなんだよ。」

「先生!あの文藝春秋ですか!!!」

「うむ。」

「編集者から電話があってね。」

「こちら、文藝春秋のような気がするんですが。」

「先生にエッセイのお願いをとね。」

「先生。。。。。」

「そんなことはいいんです!」

「いいとはなんだね。いいとは。」

「これを見てください!」




「ひなた先生です!」

「なんだこれ?」

「明星って?古くない?」

「昭和でしょ。昭和。」

「些細なことはいいんです。」

「この特集によれば、ひなた先生は今、海外で映画のロケ中だそうです!」

「なに!海外でロケ!」

「フィーユ君!」

「はい?」

「僕もやる!」

「海外ロケ!」

「そう言うんじゃないかと思ってました。」

「で、ひなた先生はどこでロケをやっておるのだ?」

「エジプトです!」

「エジプト?」

「そこ、この前行かなかった?」

「行きましたね。」

「まあいいや。」

「で、ひなた先生はなんの映画のロケなの?」




「スター・ウォーズ!」

「なんだと!」

「では、早速、我々も行くぞ!」

ところがである!

サリー先生と編集者フィーユを乗せたヘリが!!!




あえなく、墜落!!!

「フィーユ君、大丈夫か?」

「サリー先生。。。。」










「もう、先生と一緒にいると、いつも災難が襲ってきますよ。」

「私の責任か!」

「もう先生の編集者、辞めたいです。」

「フィーユ君。」

「君は永遠の私の編集者だ。」

「まさに、巨人をもっても帰りがたしだ。」

「はあああ?」

「わからんか?」

「それは、余人をもって代えがたいでは?」

「そうなの?」

「7階裏、30対0で巨人ボロ負け、帰りたいけど巨人ファンだから帰れないなああ。」

「じゃなかったんだ。」

「先生。。。。」

その時であった!







「あ!トイプードル仮面だ!!」

「先生!トイプードル仮面ですよ!」

「知っておる。」

「数あるサリーのコスプレの中でも、最も意味がなかったやつだな。」

「サリーのコスプレ、ほとんど意味なかったと思いますが。。。。」

「で、君たちどうしたの?」

「迷っているんです。」

「迷った?」

「ここはどこでしょう?」

「ここはどこか?」

「知りたければ、あの方にたずねなさい。」

「あの方?」




「あなたは?」

「ひなたに見えるかもしれんが。」

「魔法使い。」




「先生!」

「また変なのが。。。。」




「で、ひな婆さん。」

「ここはどこなの?」

「知りたいか。」

「知りたいです。」

お話変わって。。。。。




編集者凪である。

凪しばらく体調不良でした😅
もう すっかり元気戻りました😊

だそうです。




ちょっぴり元気ない顔です😅
やっぱり暴れん坊でも元気が一番です👍

だそうです。

「よかったではないか。」

「そうですね。サリー先生。」

「サリー先生と愉快な仲間たちは1人でも欠けては愉快な仲間たちにならんのだ。」

「先生。たまにはいい事を言いますね。」

「たまたまだ。」

それで、編集者の凪は思った。

「サリー先生。お願いしていた原稿はどうなったのだろう?」

「犬を亡くして、どうして新しい犬を飼わないんだ?」

凪は真相を知りたかったのである。

で、またお話変わって。




「ひな婆さんの言う、あの人に会えとはなんなんでしょう?」

「わからぬな。」

「あの人に聞いてみましょう。」

「すいません。」




「お名前は?」

「cocoと申します。」

「あの編集者coco?」

「いえ、通りがかりのcocoです。」

「なにか違いがあるのか?」







少し凛々しい顔してるかな😅

ということです。

「それで、あの人に会えっていわれたんだけど。」

「あの人って知っている?」




「可愛い顔して。」

「フィーユ君、行くぞ。」




というわけで、サリー先生と編集者フィーユはまた、「あの人」を探す旅に向かったのである。

すると。




「誰ですか?」

「フィーユ君。」

「サリーと同じ茶色だから。」

「ラテだよ。」

「ラテには黒い相棒がいるんだ。」

「黒い?」




「モカだよ。」

「そうでした。」







「いつも仲がいいな。」

「で、あの人って知ってる?」

「ああ、あの人ね。」

「あの人なら。」

「そこにいるよ。」

「そこ?」

ということで、サリー先生と編集者フィーユは、そこにいる「あの人」に会いに行ったのである。

それで、「あの人である。」




ねむねむ。

だそうです。




ぐぅ~。

だそうです。




「あなたは!」

「リッキー教授!」







ネムネム

だそうです。

サリー先生と編集者フィーユは懐かしい友人に現在の困窮している状況を話した。







「で、ですね。」

「エジプトに行きたいんです。」

「エジプト。」

「わかった。」

「みなまで言うな。」




お芋で釣らているようである。




ということで、サリー先生と編集者フィーユは!

リッキー教授の飛行機で、エジプトに降り立ったのである。

早速、ひなた先生が撮影している撮影所に向かったのある。

その時である。




ココである。

動物番組を観ていたら、ポルシェの助手席に乗ってるオシャレなトイプードルの名前がココちゃんだったので真似しました。

エジプトで有名な女優である。

サリー先生と編集者フィーユはたずねた。

「ひなた先生は?」




安易でしょう💧
もっとちゃんと考えればよかったなぁ

とのことです。

「ひなた先生は、ここにはいないわよ。」

「いない?」

「どこへ?」

「ひなた先生は、日本にいるわよ。」

「日本?」

「日本で新作の撮影中。」

「新作?」

「なんの?」

「円谷プロダクションで。」







こんにちは〜

ふと…怪獣サリラがいた‼️ と思い、こんな写真を撮ってみました
でも、すごく難しくて〜リベンジしたい
ひなトラマンなんちゃって円谷プロの映画

 

とのことです。

因みに。




 







ウルトラマンの靴下(わんこ用)履かせたら、緊張して固まっちゃって😂

とのことです。

ということで、サリー先生と編集者フィーユは再び日本へ戻る旅に!!!







ということで、今回もみなさん、ありがとうございました!!!

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