「日本もんぺの会」カテゴリーアーカイブ

サリー先生と愉快な仲間達。第41話!サリー先生の秘策!





「どうしたね、フィーユ君。」

「大変ですよ。」

「なにがだね?」

「オリンピックです。」

「うん?オリンピックってなに?」

「出ましたね、忘れた作戦。」

「いやーもう歳なんで物忘れが激しくて。」

「オリンピックです。」

「忘れてもだめです。」

「駄目なの?」

「駄目です。」

「忘れたかったんだけどなああ。」

「サリー先生。」

「オリンピックは開催されるんですか?」

「知りたい?」

「知りたいです。」

「どうしても?」

「どうしてもです。」

「うーん。」

「どうしてもか。」

「どうしてもかです。」

「仕方がないな。」

「仕方がありません。」

「誰にも言うのではないぞ。」

「誰にもいいません。」

「よかろう。」

「オリンピックだがな。」

「オリンピックだが?」

「政府にはある秘策があるのだ。」

「秘策があるのだ?」

「そうだ。」

「そうなんですか。」

「フィーユ君。先程から君は私のセリフを繰り返してばかりだ。」

「先程からサリー先生のセリフを繰り返してばかりですか。」

「まあいい。」

「でな、オリンピックだが、君も知っている通り、たくさんの問題がある。」

「たくさん報道されているので君も知っているだろう。」

「はい。」

「しかし、いまだ報道されていない大問題があるのだ。」

「なんですか、それは!」

「弁当問題だ。」

「弁当?」

「うむ。」

「オリンピックが開催されるのは真夏だ。」

「オリンピックにはたくさんの関係者がいる。」

「そのたくさんの関係者に弁当を配らんといかんのだ。」

「それはもう大量だ。」

「そうなると、食中毒が心配になるのは当然のことだ。」

「まあ、そうですね。」

「大問題なのだ。」

「であるから、政府はもし大会期間中に食中毒が起きたら大変だと、オリンピックを中止しようといているのだ!」

「サリー先生、本当ですか?」

「コロナ禍で国民の生命より、大会関係者の食中毒が大切なんですか?」

「当たり前だろう。」

「知らんかったのか?」

「知りませんでした。」

「政府も色々考えた。」

「弁当のごはんの梅干しを巨大にしようとか。」

「いっそのこと、ごはんはやめて梅干しだけにしょうとか。」

「あるいは、公園で大会関係者向けの炊き出しをしようとか。」

「米の飯はやめ、中華にするか。」

「すると米中問題に発展するかもしれんぞとか。」

「色々な策が練られたのだが、結局、大会関係者の安全を考慮してすでに中止することになっているのだ!」




「サリー先生。。。。」

「フィーユ君。くれぐれも誰にも言ってはいかんぞ。」

「恥ずかしくて言えません。」

「ところで、わんこぴっくのほうはどうなっておる?」

「はい。」




「メキシコのペドロ・リキオ・リッキーです!」




「ちなみに、リキオはリッキーママさんのお父さんのお名前です。」

「すでに、わんこぴっく代表選手を選んだそうです。」

「そうか!」




「剣道の、ペドロ・リキオ・リッキーです!」




「弓道の、ペドロ・リキオ・リッキー!」




「ボーリングの、ペドロ・リキオ・リッキーです!」

「フィーユ君。」




「サリー先生、これ久しぶりですね?」

「みんな同じじゃないか?」

「そうですか?」

「で、ですね。」




「凪です!」

踏み台昇降ステップ❓




腹筋…に見えませんね😅
もの凄くイヤがったので、コレが精一杯です🙇‍♀️







鉄棒ではなくて「腕立て棒」だそうです




「凪も頑張っています!」




「で、cocoは?」







「フィーユ君。出たな人類の進化!」

「で、cocoは?」




神妙な顔のcoco です😅




抜き足差し足のcoco です👍

「うむ。元気なようでよろしい!」

「で、サリー先生。オリンピックは本当に中止なんですか?」

「フィーユ君。」

「実はな。」




「秘策があるのだ!」

果たしてその秘策とは!




「ひなた先生!」

つづく!

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