「保護犬」カテゴリーアーカイブ

船乗りフィーユの冒険。第13話。ことわざ大騒動!





「うん?フィーユ君か。」

「サリー先生、さっきからなにを、うんうん唸っているんですか?」

「うーん。」

「ですからなにを、うんうん?」

「うん。他でもない。」

「フィーユ君。ことわざというものを知っておるかね?」

「ことわざですか?」

「そうことわざ。」

「犬も歩けば棒にあたるとかですか?」

「そうだ。猫にごはん。とか。」

「それは、小判です。」

「そうであった。そうであった。」

「でも、猫にはごはんだろう。」

「小判あげても意味がないだろう?」

「だからなんです。」

「だからって?」

「意味がないことの例えなんです。」

「そうなの?」

「で、ことわざがどうしたんですか?」

「うむ。だからだな、私は最近ことわざに関して考えておるのだ。」

「そうなんですか。」

「そうなんです。」

「虚無(こむ)?」




「双子のマラソンランナーの猛に茂は?」




「もういいですか?」




「でな、ことわざだ。」

「私は皆が知っていることわざ。」

「実は本当は違う意味があるのではないかと思ったのだ。」

「違う意味ですか。」

「例えばだ。」

「船頭多くして船山に登る。」

「いっそうの船に何人も船頭がいたら、船は山に登ってしまうようなおかしな方向に進んでしまうことから、指図する人ばかりが増えて物事が見当違いの方向に進んだり、うまく運ばないことをいう。 船頭とは、和船の船長のこと。」

「それがどうしたんです?」

「おかしいとは思わんかね?」

「船は本来、海に浮かぶもんだ。」

「それが船頭が多いと船が山を登るのだぞ。」

「それが?」

「奇跡だ!」

「奇跡なんだよ!」

「つまりこのことわざは。」

「一そうの船に何人も指図する人ががいたら、船は山に登ってしまうという奇跡を起こすという意味。」

「なのだよ!」

「サリー先生!!」

「私は、日本だけではない。」

「広く海外にも目を向けた。」

「英語で、A rolling stone gathers no moss ということわざがある。」

「偶然か日本にも、」

「”転がる石には苔が生えない”。」

「世の中に合わせ行動を軽々しく変える人は結局成功しないとの警句。とある。」

「はい。」

「しかし、私はこのことわざの本来の意味を発見したのだ!」

「どんなです?」

「ローリングストーン。つまり。。。」

「ローイングストーンズだよ。」

「はい。。。。」

「君は知らんか?有名なロックバンドだよ!」

「それが。。。。」

「つまりだ。」

「ローリング・ストーンズのような超有名なロックバンドは毎回ライブも満員御礼。」

「いつもお金がっぽり。」

「ローリング・ストーンズの公演はいつもお金がっぽり、コケません!!!」

「どうだね!!」

「サリー先生、で、船乗りフィーユのお話はどうなっているんですか?」

「そうであった。」

「あと、父ちゃんが作った、ちりもつもればだが。。。」

「先生!!!」

船乗りフィーユの冒険。

「旦那はフィーユの兄貴なんですね。」




「そこは、たこにも!でぼけて欲しかったです。」

「ぼける?」

「まあ、いいや。で、フィーユの兄貴。お名前はなんと?」

「私か。」

「私は。。。。」




その頃!




「こんにちは!!!」







「なの用だ!]

「この先のお祭りに出る、まるっち&ちなっちブラザースでーす!」

「ハロウィーンの出店だよん!」

「そうか。ではひとつ質問だ。」

「質問に答えることが出来たらこの橋を渡ってよい。」

「いいか、ちりも積もれば?」







(仲立ちがなければ物事が進まないことや、手段・方法がなければ目的が達せられないことのたとえ。)

「サリーの父ちゃん作だな。」

「では、次だ。」

「清水の舞台から飛び降りる!」




「またまた見事だ!」

「思い切って大きな決断を下すこと。 山の斜面にせり出すように造られた清水寺の本堂(清水の舞台から飛び降りることにたとえていった。」

「だが、飛び降りたら怪我するから思いきって大きな決断はやめましょう。」

「できれば、何事も先延ばししましょう。という日本人ならではのことわざであるな。」

で、その頃!




「旦那のお名前は?」




その頃!




「おやつで署」のリッキー・リキオ警部であるが。。。。
















幼稚園の生徒さんが芋掘りで掘ったお芋、リッキーにいただきまし🍠

とのことである。

なぜ幼稚園の生徒さんがお芋?の謎はいずれ解けるのである。
そうなのである。
リッキー・リキオ警部は、捜査の鬼のリッキー・リキオ警部であるが。。。。









入院していた会えなかった「おばあちゃん」に久しぶりに会えてもう、うはうは!なのであった!
まつさえ。



リッキーママさんが「帰るよリッキー」と言っても拒否するのであった!
で、その頃!



「次のことわざの意味はなに?」
「家貧しくして孝子顕(あらわ)る」



「知らんのか!!」
「家が貧乏だと子どもの孝行ぶりがはっきりわかる。逆境に陥ったときにはじめて、それを助けるものが現れる。」
「という意味だ!!!」
「それって!!!」












その頃!!!



リキオ・凪・長官であった!



リキオ・凪・長官は言った。
「一同の皆様。どうかこちらへ。」
「サリぽん国王がお待ちです。」









思いつき、波乱万丈の「船乗りフィーユの冒険」、以下次号!!!

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