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「フィーユ君。」
「私は今、サリー先生ではない。」
「そうでした。」
「サリー先生は今は、売れない小説家のサリー先生ではなく。」
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「サリー警部でした!」
「そうだ。警視庁ならぬ、犬視庁にこの人とありと言われる、サリー警部だ。」
「そして、フィーユ君。君は。」
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「フィーユ巡査部長であります!」
「サリー警部のもとで働けること大変名誉であります!」
「なにしろ、都内で発生した謎の連続殺人事件。」
「殺害現場には必ず、赤い靴と、ハバナ産の葉巻、そして、女優・松山容子さんの昔懐かしい、ボンカレーのブリキの看板が残されているという謎の連続殺人事件。」
「それを警部は見事。」
「偶然、偶然。」
「単なる偶然とうやむやにしたんでしたね。」
「私の名推理の結果だ。」
「どう思う、coco君?」
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coco ミツバチに前足をチクリ
少し走り込みは、お休みです
「coco、大丈夫なのか!」
「それでサリー警部。」
「我々は今、あの大富山大学の佐里山沙里男教授が残した。。。」
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「ほらの研究。」
「つまり、嘘の研究。」
「そうだ。」
「東京都が緊急事態宣言を発出し、新刊書店はやっていいけど、古本屋はダメよという奇天烈なことを言い出し、しかし、それはあの東京オリンピックをなんとか開催するという最後の切り札が記されているという古書を探しだすという計画。」
「そのため、我々は古本屋の前で張り込んでいるのだ。」
「そうでした。」
「ところで、警部。」
「なんだね?」
「都知事がまたまた、エンジョイ・ホームと言いました。」
「そうだな。」
「エンジョイ・ホームっておかしくないですか?」
「なにがだ?」
「エンジョイ・ホームって、家を楽しめでしょ?」
「うむ。」
「家をどうやったら楽しめるのでしょう?」
「まあ、本当に我が家は素敵だは。」
「ちょっと庭にで家を眺めましょうよとかしろってことでしょうか?」
「うーむ。」
「それを言うなら。」
「エンジョイ・ユアセルフ・アット・ホームかな?」
「どうもあの知事はやたら横文字が好きですが、正確さに欠けますね。」
「それはノーコメントだ。」
「警部。」
「なんだ。まだなにかあるのか?」
「聖火リレーです。」
「聖火リレーがどうかしたか?」
「あれっておかしくないですか?」
「なんでだ?」
「あれって、いろんな地域でやってますよね。」
「うむ。」
「で、2,3日してまた別のところで。」
「そうだな。」
「繋がってないですよね。」
「繋がってないな。」
「リレーじゃないですよね。」
「フィーユ巡査部長。」
「君はあれをリレーだと思っていたのかね。」
「違うんですか?」
「違う。」
「1日やって休んで別のところでまたやる。」
「はあああ。」
「聖火ディレーだ。」
「どう思う、coco君?」
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元気なのでなかなか
おとなしくはしてくれません
「大人しくしていなさい。」
「しかし、サリー警部。」
「なんだ。」
「例の法螺の研究を買いに犯人は現れるのでしょうか?」
二人は張り込みを続けた。
そして、二人の目の前に!
「サリー警部!」
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「ついに現れましたね!」
「いや奴は犯人でない。」
「なぜなら。」
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「だれかれかまわず、おやつをもらおうとしている。」
「どう見ても頭のいい奴ではない。」
「ということは、犯人に雇われたのでしょうか?」
「だろうな。」
「どう思うね、凪君?」
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そして、サリー警部とフィーユ巡査部長は、見るからに「おまぬけ」なのを尾行したのである。
「サリー警部!」
二人はとある屋敷の前に。。。。
「ここは?」
そうなのである。
その屋敷とは。。。
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「あなたは?」
「私かね?」
「私は。。。。」
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「リッキーと呼んでくれたまえ。」
「で、あなたはここでなにを?」
「私かね。」
「私は。。。」
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「東京わんこぴっくの研究をしておるのだ。」
「この法螺の研究さえ手に入れば、日本政府が抱えている問題を一挙に解決することができるのだ。」
「どう思う?coco君?」
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その時であった!
「法螺の研究」が3人の目の前で消えてしまったのである!
「あ!どこへ!」
そうなのである。
「法螺の研究」は、稀代の名怪盗と呼ばれる。。。
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「怪盗猫だまし!」だったのである!
果たして、怪盗猫だましの目的は!
その背後にある秘密とは!
どうなる東京わんこぴっく!
以下、次号!
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サリー先生と愉快な仲間たち。
参加わんこ募集中です!
■掲載希望応募ページ
教祖様の信者の方のワンちゃん、ねこちゃんの写真を募集中。
里親募集にもぜひ活用ください。
https://salliethewan.com/mydog/
■サリーのFacebookページ。
更新のご連絡など、教祖様の「ありがたーーい、お言葉」とともにお伝えしていきtます。
https://www.facebook.com/salliethewan