「保護犬」カテゴリーアーカイブ

サリー先生と愉快な仲間達。第53話。遂に、法螺の研究が明らかに!?


「裁判長!」







「弁護人は先ほどから審理を長引かそうと。」




「ごにょごにょと!」

「これは明らかに法廷侮辱罪であります!」




「弁護人。」

「ごにょごにょは元気で!」




「よろしい!」

ということで、フィーユ被告の裁判は続いていたのである!




coco弁護士が「ごにょごにょ」と審理を引き延ばしていたのには理由があった。

フィーユ被告を無罪にし、あまつさえ、日本が抱えた問題を一挙に解決する「秘策」。

その「秘策」を納めた幻の書物。

「法螺の研究。」

その書物の到着を今か今かと待っていたのである。




忍者凪である。

「法螺の研究」を盗むために侵入したのであるが、手がかりがつかめなかったのである。

そんな時であった。







同じく忍びの「亀さん。」

「亀さん」から重大な手がかりを!

そのときであった!



















毎度、お間抜け廷吏の「サリー」であった。

そして。。。。

遂に、「法螺の研究」が!!!!




「法螺の研究」

大富山佐里吉・著

世のかなは理不尽なものである。

雨が降っているとしよう。

人々は傘をさし、職場に向かう。

職場。

なぜ、職場に向かうのか?

働くためである。

なぜ、働くのか?

食べるためである。

家族を、幼子を養うためだ。

そのために、民(たみ)は労働の代償として幾ばくかの代償を得る。

その行為は昔、遙か昔から尊いものとされていた。

しかし。

しかしである。

世の中には、多くの民を欺いて私利私欲にまみれ富を得る人々がいるのである。

そうである。

為政者(いせいしゃ)である。

政治家である。

もちろん民のために日々、身を粉にして働いている政治家もいるのは確かだ。

しかし、見ろ。

今の世の中の多くの政治家は自らの私利私欲、次の選挙での自らの当選だけの目的のために生きているのだ。

世の中には日々の食にも困窮する人々がいる。

その人達も懸命に生きているのだ。

しかし、私利私欲にまみれた政治家達はまったく彼らのことを考えてはいない。

では、なぜ、私利私欲の政治家は長々と政治家でいられるのか?

私はこう考える。

「口が上手いから。」

そうなのである、とんでもなく口が上手いのである。

私利私欲にまみれた政治家。

長いので。。。。

私利私欲君と呼ぼう。

もうこいつら口から生まれてきたようなものんだのである。

しかし、悲しいかな、多くの民は、こっろっと騙されてしまうのである。

ということで、私は提唱したい。

このような舌先三寸の奴らに対抗するには。。。。

「法螺である!」

世のかには自分の知らないことを言う人間に悲しいことに、「この人偉い人なんだ。」

と思ってしまうのである。

またこういう人は学歴に弱い。

特に、東大に弱い。

ものすごく弱い。

なぜ、東大だと人は弱いのか。

昔、私の従兄弟のお兄ちゃんが東大の生協で働いてた。

「東大で働いていると、通りかかった女子が、東大なんですか?」

「って聞かれて、もうモテるんだよ。」

「うひょうひょ!」

と言っていた。

「でも、お兄ちゃん。東洋大学でしょ?」

「東大だよ。なにか問題あるか?」

私は子供ながら世のかなの理不尽さに気がついたのである。

私は決して、東洋大学を非難しているわけではない。

つまり、人は自分が知らないことを知っている人を無反応に尊敬していまうのである。

だが、それはとても危険なことである。

いつ騙されるかわからないのである。

であるから、私は言いたい。

騙されないためには。。。。

「法螺を吹くことである。」

私は提唱する。

「ギリシャの哲学者である。」

こんな感じである。

「ギリシャの哲学者は言いましたな。」

「雨が降れば、傘をさす。」

「雨があがれば、傘を閉じる。」

「それはいったいどういう意味でしょうか?」

「人間の定理ですよ。」

または、

「人は腹が減れば、なにかを食べたくなる。」

「なにかを食べたくないときは、腹が減っていないのである。」

「人間の定理ですな。」

ここで注意して欲しいことがある。

ピタゴラス
ソクラテス
プラトン
アリストテレス

は避けたほうが無難である。

あまりにも有名な哲学者である。

もしかすると、相手が「大学の時の専攻がギリシャ哲学でして。」

などとなると目があてられぬことになってしまうのである。

できれば、

タレス
アナクシマンドロス
アナクシメネス
ヘラクレイトス
アナクサゴラス

など知られていない方々がよろしい。

もし相手がこれらの哲学者に不案内であれば、こっちのものなのである。

相手がこざかしげに自分の知識をひけらかした時。

貴方は、そうさなああ。

遠くの空を見つめ、一言。。。。

「そういえば、かつてギリシャの哲学者のアナクサゴラスが言いましたな。」

「グラスにワインが半分ある。」

「愚か者は、もう半分しかないと言う。」

「更に愚か者は、まだ半分あるという。」

「それはどういう意味でしょうか?」

「うん?」

「継ぎ足せばいいではないか。」

「はああ、深いですな。。。。」

これで、相手はノックアウトなのであります!

「裁判長!」




「なにかね?」

「これがいったいなんの意味があるのでしょう?」




「法螺の研究」

「まだ続きがあるのです!」




「法螺の研究。」

これから、我が国もとんでもなく大きな災いが起きるだろう。

恐らく、世界から運動選手が集まる大会である。

しかし、そこで問題が起こるのである。

西洋のとんでもない輩、通称、ぼったくり一族、がとにかく金目当てに大会を強要するのである。

開催しないと多額な違約金を要求するのである。

しかし、このような国難にも、私は訴えたい。

「法螺である!」

「法螺がこの国難を救うのである!」

「coco弁護人!」

「弁護人!」

「どうしたのだ!」

「続きは!!!」




弁護士cocoは固まっていた。。。。

なぜかと言えば、「法螺の研究」の最も重要な「秘訣」

「秘訣」のページが抜けていたのである!

そこには!




「怪盗猫だまし!」

そうなのであった。

「怪盗猫だまし」の仕業であったのである!!!

どうなる、フィーユ!




哀れ、フィーユは有罪となってしまうのか!

駄菓子菓子!

あの男達が動いた!!

まんまるまるっちとひなっち!

そうなのである!

まひなすたーず、改め!










そして!

忘れてはいけない!







「五月晴れ・力雄・リッキー教授!」




もうてんこ盛り!

サリー先生と愉快な仲間たち。

いよいよ最終回!

多分。。。。

果たしてどうなる!!!




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