サリーのスター・ウォーズ。

まだご参加わんこが少ないので今回もお休みなのです。

どうかご参加お願いいたします！

ということで、今回はいつにも増してサリーの父ちゃんの妄想話でございます。

時は2120年。

歴史学者のサリー先生の歴史講座があったのです。

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西暦2020年。ある国のある都市でオリンピックという大会が開かれたのを知っているかね。

私も知らなかった。

いろいろと調べたところ、それはうーん。なんというのか、運動会だ。

でな、それはとても暑い夏に開かれたそうだ。

多くの人が心配したそうだ。

熱中症。

そこで、その都市の知事が言ったのが、

「打ち水。」

昔はみなが打ち水をした。

だからみんなで打ち水をやりましょう。

でも、打ち水は一瞬涼しくなるが効果はそれで終わる。

それで、今度は朝顔を植えようという計画だ。

朝顔植えてもまったく涼しくはならない。

しかも朝顔は昼にはしぼむのである。

そのときのえらい人はなにを考えていたのであろう。

それで、マラソンという競技があったそうだ。

涼しいうちに早朝の5時にスタートしたそうだ。

ボランティアという人たちがいた。

無償で働いたそうだ。

競技は朝5時に始まるので、ボランティアは終電で来て宿泊施設もなくボランティア同士で志気を高めろということだったそうだ。

それで、大会期間中は高速道路が使えなかった。

するとどうなったか。

物流がストップしたのだ。

結果、スーパーやコンビニに商品が届かなかったのだ。

大会直前にそのことが発表されるや、人々はスーパーに殺到したそうだ。

まず一番始めに店頭からなくなったのが、トイレットペーパーだったそうだ。

私は更に研究した。

その国ではもっともっと昔にオイルショックというものがあり人々は同じことをやったそうなのである。

で、店先からは品物が無くなったのである。

スーパーだけではなかった。

牛丼屋、ハンバーガー屋、あらゆる外食店も食材がなく人々はひもじい生活を強いられたのある。

で、その都市は、暑さ対策のため降雪機というものの導入を検討した。

会場に雪を降らせようという計画なのだ。

しかし、降雪機自体から熱気が出るので意味ないじゃーん！

になったのである。

それでな。

冒頭の打ち水である。

時は8月。

夏休みだ。

おかみは、小学生、中学生、高校生、大学生に「学校へ行け」とおふれを出したのだ。

学校に行ってプールの水。

水をバケツリレーで道路に打ち水をしろということなのだ。

これを。

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街から食料が消えた。

国民はおかみに訴えた。

しかし、おかみは言った。

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それで、あまりの暑さに「この暑さでは戦えません！」という選手からの苦情があったのであるが。

おかみは、「大丈夫だ！みなで一致団結してこの戦時を戦いぬくのだ！」

「いいか、みなこれをやるのだ！」

で、なにをやったかと言えば。。。。

みなで竹槍で空にむかって「えいえい！」。

あとそのボランティアである。

一銭も貰えいないのに終電で来て宿泊施設もなく、お互い士気を高めよ。

これを。。。。

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と言った。

あと、大会期間中はその都市では食糧難になったので、子供達は田舎に行かせたのだ。

それをこう言った。

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うん？

その大会は成功したのかと？

残念ながら記録にはそこが書いていなかったのである。

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なぜか？

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以上、私の講座はおわりである。

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これはフィクションである！

というような気がする。。。。。

おしまい。

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