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編集者：「サリー先生。今日はなんのご用事ですか？」

サリー先生：「最近、読者も高齢化で。」

編集者：「それで？」

サリー先生：「登場人物が多いと誰が誰やら覚えられないそうなんですよ。」

編集者：「はあ。それで。」

サリー先生：「で、ですね次回作。ぜひ登場人物の一覧を付けたいんですよ。」

編集者：「一覧ってよく海外の小説とかにあるやつ？」

サリー先生：「そう。そうなんです。」

編集者：「次回作って先生まだ1冊も本を書いていないじゃないですか。」

サリー先生：「まあまあ、簡単ですが、作ってきました。」

編集者：「作ってきたって、手回しのいい。。。」

悩める小説家サリー先生作。

盗まれた秘宝「猫じゃらし」を追え！

登場人物１：

怪盗猫だまし。

世界を股にかける大怪盗。

世紀の秘宝、「猫じゃらし」を大英帝国美術館から盗みだす！

登場人物２：

サリー警部。

怪盗猫だましを執念の捜査で追い詰める名警部。

登場人物３：

見習い社員サリー。

会社では甘えるか、おやつを貰うか、寝るかしかしない働かない永遠のみ見習い社員。

編集者：「急に登場人物のスケールが落ちましたね。なんで犬の見習社員が話しに関わってくるんですか。」

サリー先生：「まあまあ。ほら良くあるでしょ。普通の市民が事件に巻き込まれる話。見習社員がこの事件に巻き込まれるんですよ。」

編集者：「そんなもんかな。」

サリー先生：「そんなもんなんです。次にいきます。」

登場人物４：

落語家サリー。

編集者：「なんで突然落語家が？」

サリー先生：「いいではありませんか。そこらへんは。大きく構えましょう！」

編集者：「構えましょうって。。。」

サリー先生：「で、次です。」

またまた、サリー。

サリー先生：「マイクママさんにお世話になっていたとき。」

サリー先生：「またまたサリー。同じくマイクママさんにお世話になっていた時。」

編集者：「この頃から毛布噛み噛みしていたんですね。。」

サリー先生：「そうなのよ！可愛いでしょ。で次が。。。」

謎の登場人物。

編集者：「わかりました。それで、この登場人物で小説書けるのですか？」

サリー先生：「ちょっと待ってよ！まだいるのよ！」

トイプードル仮面！

サリー先生：「それに忘れてはいけない。。。。」

教祖様！

といつものおバカ話なのですが、書いていてふと見ると、

ベッドの上で睨んでいるのです。。。

怖い。。。

サリー先生：「あと、まだいっぱいキャラあるけど。。。。。」

おしまい。

 

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