月別アーカイブ: 2020年11月

サリーの父ちゃんの入院日記。その5。父ちゃんはのんき。


またまた、料亭「穂利富」である。




またまた、「サリー部長」と「越後屋」であった。

「おい、越後屋。」

「はい。お呼びで。」

「どういたしました?」

「ところで、このお話の作者のサリーの父ちゃんはどうしている?」

「サリーの父ちゃんですか。」

「うむ。」

「入院しているんだろう?」

「そうでございます。」

「大丈夫なのか?」

「珍しく、ご心配ですか?」

「まあな。サリーの父ちゃんになにかあると、わしらがブログに登場できかんからな。」

「まあ、そうでございますな。」

「半沢サリ樹のお話も途中ですし、謎の東洋人、そん・たく、実はひなたも途中でございますから。」

「うむ。どうもサリーの父ちゃんはいつも思いつきでお話を作り始めて結局、中途入社なんだ。」

「中途半端でございます。」

「そうであった。」

「それで?」

「6人部屋に入れられて、嫌だ!嫌だ!いやーだ!」

「毎晩、泣き崩れておりましたが、遂に念願の個室に移ることができたようです。」

「そうか。で、当人は?」

「それはもう、いびきから開放され大喜び。」













「単純だな。」

「このご時世、朝起きると部屋の窓を開け換気に気をつけているようです。」

「まあ、それは大切だな。」

「そしてこのような舞。」

「換気の舞を舞っているそうです。」

「。。。。。。」

「サリーの父ちゃんは、ベートーベンもきっと同じ思いで、あの名曲を作ったのだと申しております。」

「ベートーベン?」




「歓喜の歌!」

「入院していても、お気楽だなああ。」

「しかし、入院生活。変わった経験をしているそうです。」

「なんだ?」

「ある日、看護師さんの監視のもと。」

「一人で行かすと、カフェテリアで勝手に禁止されているものを食べようとするからだろう?」

「そうでございます。」

「それで、看護師さんに連れらて行ったところが。。。。」

「ところが?」

「ER!」

「イーアール?」

「山手線の?」

「それは、ジェイアール。」

「ER。緊急救命室です。」

「なに!」

「そうでございます。緊急の患者さんが救急車で運ばれてくる所でございます。」

「そんなに父ちゃん大変だったのか!」

「いつもは、おマヌケな父ちゃんもさすがに慌てました。」

「それで?」

「女医さんが診察され、レントゲン室に。」

「で?」

「特に緊急ではなかったと。」

「なんだ?」

「女医さんが言うには、ここレントゲン室が近いから便利なのよ。」

「そこの病院大丈夫なのか?」

「どうでございましょう?」

「なにしろ、6人部屋で隣の親父のいびきがうるさくて寝られないと苦情を言うと。」

「言うと?」

「先に寝たもん勝ち。」

「病院の正式回答でございました。」

「でもね。ここ緊急の患者さんしか来れないから、緊急でない患者さんには貴重な経験よ。女医さんが申しました。」

「サリーの父ちゃん。思わず、実は以前に来たことがありますと言おうと思ったのですが、話が長くなるので黙っておりましたとさ。」

「詳しくは。。。」

https://salliethewan.com/2019-03-09/

「偶然だな。」

「それで緊急でない患者の父ちゃん。」

「ERから帰るとき、ふと、小さな女子が椅子にショボンと座っているのを目撃したのです。」

「隣には母親とおぼしき女性が。」

「父ちゃん、ふと立ち止まり少女を見つめていたのです。」

「どうしました?看護師さんが訪ねました。」

「女の子、どうしたんだろう?」

「心配だなあああ。」

「看護師さんはいつものことですよというふうに父ちゃんを促して病室に戻ったそうです。」

「人のこと心配していないで、自分のことを心配しなさい。」

「それで、朝の新聞購買事件でございます。」

「なんだそれは?」

「病院にはコンビニがありまして、朝、7時30分に開くのです。」

「ふむふむ。」

「で、父ちゃんは毎朝、コンビニに新聞を買いに行くのです。」

「それで。」

「ところが、父ちゃんのお目当ての新聞。」

「売り切れなのです。」

「売り切れ?」

「他紙は売っているのです。」

「お目当ての新聞とは、日経新聞か?」

「まさか。サリーの父ちゃんに日経新聞は無理でございます。」

「内容が難しいからか?」

「いえ。」

「4コマ漫画がないからでございます。」

「。。。。。。」

「それで、父ちゃん気が付きました。」

「朝、7時にまだ開いていないコンビニの前で張り込みです。」

「暇だなああ。」

「それでですね。発見したのです。」

「なにをだ?」

「爺さんです。」

「また爺さんか。」

「またでございます。」

「爺さんが、父ちゃんのお目当ての新聞を買って行ったのです。」

「そうか。この爺さんが買っていくのか。。。」

「そして、父ちゃん翌日から店が開く前から待っておるようになりました。」

「そうしてオープン直後、速攻で新聞を購入するようになったのです。」

「そこまでしてやることか?」

「退屈な入院のなか、唯一、人生の目標が出来たと本人は申しております。」

「。。。。。」

「それで、新聞を購入し、意気揚々と病室に引き上げるのですが、途中、例の爺さんとすれ違いますが、父ちゃんは、買った!」

「それは、勝った。だろう。。。。」

「それで。。。」




「盆姉からお見舞いのお花もいただき。」

「サリーの父ちゃん。」

「また、換気の舞ならなぬ、歓喜の舞を舞ったそうでございます。。。。」




つづく!!!

多分。。。。。

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