月別アーカイブ: 2020年10月

半沢サリ樹。第16話。教祖様の名言集と。。。。


またまた、料亭「穂利富」である。




またまた、「サリー部長」と「越後屋」であった。

「おい、越後屋。」

「はい。お呼びで。」

「どういたしました?」

「ところで、このお話の作者のサリーの父ちゃんはどうしている?」

「サリーの父ちゃんですか。」

「うむ。」

「前回の検査はエレベーターの検査という偶然で行けなかったのだったな。」

「そうでございます。」

「それで今度はどんなおまぬけなことが父ちゃんの身に起こったのだ?」

「それでございますが。」

「どうした。」

「内視鏡の検査でした。」

「前に胃カメラの検査したであろう。」

「そうでございます。」

「そうでございますが、病院がどうしてもということで。」

「それで?」

「胃カメラと内視鏡ってどう違うんだ?」

「父ちゃんは思いました。」

「それで、きっと、胃カメラは、とりあえず生!」

「で、次は焼酎のお湯割りってことだな。」

「一人で納得しておりました。」

「本当に呑気なやつだな。。。」

「それでどうした?」

「明日は内視鏡なので夜9時以降は水分は駄目なのです。」

「よく聞くな。」

「もちろんアルコールも駄目でございます。」

「それで?」

「父ちゃんなにを思ったか、ということは9時まで飲めるんじゃん。」

「ばかだなあああ。」

「まだ昼間なのに飲み始めまして。。。」

「それでどうした。」

「翌朝です。」

「飲みすぎた。。。」

「一度、死んだほうがいいな。」

「病院に行きました。」

「で?」

「昨夜は酒ばかりのんでいたのでもう喉がカラカラ。」

「もう水分補給NGなので苦しい。。。。。」

「水。。。。水。。。。」

「砂漠でさまよう遭難者状態でした。」

「それで?」

「ようやく検査です。」

「まず紙コップに入った液体を飲めと。」

「検査のために薬が入った液体です。」

「看護師さんが、ちょっと苦いですよ。」

「ですが、もう喉がカラカラの父ちゃん、一気に飲み干しました。」

「あーーうめー!」

「甘露!甘露!」

「思わず、看護師さんに、お代わり!といいそうになったそうです。」

「サリーもこの飼い主で大変だっただろうな。」

「ごもっともです。」

「それで、いよいよ内視鏡です。」

「父ちゃん、検査台に横になりました。」

「黒い管が口に入ってきました。」

「父ちゃん、涙ながして苦しんでいました。」

「いい歳こいて。」

「いいんだ。いいんだ。」

「いい歳こいても、おいらの神経は別れた妻なんだよ。」

「別れた妻?」

「繊細。」

「。。。。」

「まあ、ということで内視鏡検査は終わったのです。」

「終わって父ちゃん、泣きながら起き上がったのですが、その時。」

「その時?」

「内視鏡検査をしていただいた先生が、担当の女性の先生だということに気がついたのです。」

「気づくの遅くねえか?」

「慌てていたのでしょう。」

「それで、あれ、先生だったの?」

「父ちゃん言いました。すると先生、一言。」

「そうだよ。」

「父ちゃんも変わっているが、先生も変わってないか?」

「それから、父ちゃんの空砲事件でございます。」

「本当に変なことが起きるな。」

「で、なんだ父ちゃんの空砲事件とは。」

「急にトイレに行きたくなったそうなんです。」

「大きいほうでございます。」

「父ちゃんトイレに行き、個室に座りました。」

「大きいのでません。」

「かわりに、ガスです。」

「おならか。」

「そうでございます。」

「父ちゃん、なんだ空砲か。。。」

「父ちゃん、待合室に戻ります。」

「またトイレに行きたくなります。」

「行きます。」

「空砲です。」

「また行きたくなります。」

「行きます。」

「使用中です。」

「仕方なく2階のトイレに行きます。」

「空砲です。」

「1階に戻ります。」

「また行きたくなります。」

「ここは東京だから、東京ガス♪るんるん♪」

「そうして、大きな病院のあらゆるトイレをうろうろしたのです。」

「きっと飲んだ薬のせいでございます。」

「もう笑うしかないな。」

「ということで、」

「いつもおまぬけ父ちゃんですが、父ちゃんのことを可哀想に思っているわんこもいたのです。」




「リョウでございます。」




「あまりの父ちゃんのおまぬけに泣いているのです。」

「そうして、お話は急に変わるのです。」

「上海!」




「探偵が。。。。」




「リオナ!」

「そして、ロンドン。」




「別の探偵が。。。。」




「謎の東洋人。そん・たく・ひなたに見えるが、実は、かの有名な、シャーロック・ヒナタ・ホームズなのである。」




「あれ?メガネ。。。」

「そうなのである。」

「教祖様の名言集を探しているのである。」

「教祖様。僕はどうしたら優しい飼い主を見つけられるでしょう?」

「待つのだ。いずれまぬけな奴に飼ってもらえる。」

「夜、早く寝よう。一緒に寝よう。」

「仕方なく、おまぬけは一緒に寝てくれる。」

「やがてお前がベッドの半分を占拠し、おまぬけ飼い主はベッドから落ちても、文句も言わず這い上がり寒くないかと布団をかけてくれる。」

という至極の名言が掲載されているのである。

そして、




「フィーユである。」




「6歳になったのである。」




「ということで。。。。」

「検査をたくさんした結果。」

「父ちゃんは、しばらく入院なのである。」




「果たして病室からブログを書くことができるのであろうか?」

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つづく!!!

多分。。。。。

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