夜中に飛び起きるサリー。
慌てて飛び起きる飼い主。
老犬の介護は老人には荷が重いのです。
夜中にサリーが起きると、老人は慌てて「サリー、父ちゃんここにいるよ。」
「ね、ここに居るかから。」
するとサリーは安心するのです。
これが人間の子供であれば絵本でも読み聞かせるのですが、残念、サリーは犬。
以前、夜中にサリーを抱っこして試したことがあったのです。
「昔、昔。浦島太郎は助けた亀に誘われて竜宮城に行きました。」
「でもなああ。竜宮城って海の中だろう?」
「どうやって浦島太郎は竜宮城に行けたんだろうなああ?」
「呼吸できないからなああ。」
「桃太郎だって、犬、猿、キジが吉備団子で鬼退治に行くんだぜ。」
「吉備団子でいのちをかけるか?」
サリーに話かけたのです。
サリーはもちろん飼い主がなにを言っているのかはわかりません。
わかりませんが、妙に嬉しそうでした。
いつかどなたか、「犬に聞かせる童話シリーズ」とか書いていただけないでしょうか?
と、毎回なんだかわからないお話でございます。
こんなサリーですが、熟睡する時があります。
嬉しくて、そして疲れて。
会社に行った時とトリミングに行った時です。
いずれも「帰りたくない!」
から帰ると爆睡。
その時だけは飼い主は安心して寝ることができるのです。
で、その時が来たのです。
トリミング!
サリーはトリミングが大好きで、迎えに行っても「帰りたくない!」。
帰ると爆睡。
もう飼い主、うひょうひょ!なのです。
それで、行きました。
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サリー大好き、トリミング!
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帰ろうとしました。
無理やり中へ。
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脱走をはかる!
どうしたサリー!
お前の好きなトリミングだぞ!
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で、引取に行きました。
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いつもは「帰りたくない!」なのにるんるん!で一直線です。
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サリー、ちょっと待て。
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グレースままさんが、サリーのために人間の赤ちゃん用おむつでわんこ用試作品を頂いたのです。
へーこうやって作るのか。
グレースままさんに感謝なのです。
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なんとなしにサリーも嬉しそうでした。
で、
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また、「ごつん!」。
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「ごつん!」
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「ごつん!」
結局。
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抱っこ。
まあ今夜はサリーは爆睡だと思って飼い主は安心して寝たのですが夜中に飼い主、トイレに起きるとサリーも飛び起きました。
飼い主はサリーにおむつして、抱っこして、、、
「昔、昔、ある所に大富山佐里吉という男がおりました。」
「満州に渡りやがて足袋を作って大儲けしたのです。」
サリーはなんとなしに嬉しそうでした。
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おしまい。
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