部長:「山田君。」
山田:「なんですか、大富山部長。」
部長:「それにしてもなんだなああ。」
山田:「なんすか?」
部長:「ステイホーム。ステイホームってもう頭くるな。」
山田:「そうですね。毎日、毎日、家に籠もりっきりですから。」
部長:「それでも、山田君のところは新婚さんだろう。」
山田:「そうですが。。。」
部長:「いいじゃないの。羨ましいは。」
部長:「若い奥さんと。うっししし!」
山田:「やめてくださいよ。」
部長:「それに比べてあたしは独り者だろう。」
部長:「犬がいっぴき。」
部長:「犬。」
部長:「お犬様。」
部長:「お犬様が起きるだろう。」
部長:「慌てて抱っこして散歩に連れていくのよ。」
部長:「おちっこさせるの。」
部長:「それですぐ帰ろうとすんだけんど、しばらく無理矢理歩かせるの。」
山田:「なんでですか?」
部長:「しばらく歩かせないと、どすこい!しないのよ。」
山田:「どすこい!」
部長:「うん○、うん○」
山田:「そうなんですか。」
部長:「うんでな。散歩行くだろう。」
部長:「歩かないんだこれが。」
部長:「無理矢理歩かせると、おやつ。」
山田:「おやつですか。」
部長:「おやつ忘れると、もらえるまでテコでもうごかないのよ。」
部長:「すごいよ。お犬様のおやつにかける執念。」
山田:「そうなんですか。」
部長:「そんでな。テレビ見てるだろ。」
部長:「ベッドの上で、はやく寝ろう。一緒に寝ろう、ってうるさいのよ。」
部長:「仕方ないから途中で一緒にねんねするのよ。」
山田:「まるで徳川綱吉の時代みたいですね。」
部長:「綱吉?ああ、生類憐れみの令ね。」
部長:「当時の人は大変だっただろうね。」
山田:「当時の方の気苦労がわかると。」
部長:「そうだね。」
部長:「ところで山田君。」
山田:「はい。」
部長:「話は変わるが、あの、ステイホームってね。」
山田:「はああ。」
部長:「ステイホームってなんでカタカナなんだ?」
山田:「はああ?」
部長:「ステイホームって英語だろう。」
山田:「少なくともフランス語ではないですね。」
部長:「ドイツ語でもないだろう?」
山田:「絶対にスワヒリ語ではないですね。」
部長:「だろう山田君。」
部長:「英語じゃ爺さん、婆さんには伝わらんだろう。」
山田:「伝わらないでしょうね。」
部長:「子供にも伝わらんだろう。」
山田:「ECCジュニアに通っている子供には伝わるんじゃないですか?」
部長:「まあそうかもしれん。」
部長:「しかしね、この緊急事態宣言の時だよ。」
部長:「全国民に伝わる言葉にしないといかんのではないのかね!」
山田:「まあ英語が好きな都知事ですから。。。。」
部長:「そこでな山田君。私はいいのを考えたのだよ。」
山田:「いいの、ですか?」
部長:「そう。我ながら素晴らしいキャッチフレーズ。。。」
山田:「なんなんですか?」
部長:「うん?聞きたい?」
山田:「はい、聞きたいです。」
部長:「うん?そう?うんじゃ教えましょう。」
部長:「死にたくなければ家にいろ。」
山田:「部長、それはちょっと強烈すぎますよ。」
部長:「なんで?」
山田:「世の中には家にいたくてもどうしても仕事しなくてはならない人がいるんですよ。」
部長:「うん?だれ?」
山田:「例えば、スーパーで働いている方とか、コンビニ、物流の方。」
山田:「それに、消防、警察、保育園、介護施設。」
山田:「それに、それに、」
山田:「医療関係者の方!」
部長:「。。。。。。。。」
山田:「そのほかにバスや電車やもうわからないけど、いるんですよ!」
部長:「やまだくん。や・ま・だ・く・ん。」
部長:「私は何年無駄に生きてきたんだろうね。」
部長:「そんなことに気がつかなかった。。。。」
山田:「すいません。ちょっと言い過ぎました。。。」
部長:「いいんだよ、山田君。情けないね。。。。」
山田:「部長。。。。」
部長:「山田君。」
山田:「はい。」
部長:「家にいよう。みんなやってるよ。ちゅうのはどうだ?」
山田:「反省していないんですか!」
部長:「山田君。日本人はみんなやってますよちゅう言葉に弱いだろう。」
部長:「みなさんおやりになってますよ。」
部長:「ね、ね、日本人の習性を理解したいいキャッチフレーズじゃ
ない。」
山田:「ではですね。」
部長:「はいはい、山田君ものってきたね。」
山田:「こういうのはどうでしょう?」
部長:「聞こうじゃないか。げか、ひふか!」
山田:「。。。。。。」
部長:「はいはい!」
山田:「家にいたら良いことあるぞ。」
部長:「山田君。若いね。」
部長:「若すぎる。」
山田:「そうですか?」
部長:「そうだよ。山田君。」
山田:「じゃあ部長、なにかほかにいいのあるんですか?」
部長:「家にいなけりゃ、祟りがある。ちゅうのはどうだ?」
山田:「だからそういうのやめましょうよ。」
部長:「これはすまん。家にいたくても人のために働いている方がおることを忘れておった。。。面目ない。。。」
山田:「じゃあ、こんなんどうです?」
部長:「うん?なになに?」
山田:「家に居よう。」
部長:「山田君!素晴らしいよ!」
部長:「単純明快!」
山田:「そうですか?」
部長:「そうだよ。」
山田:「ありがとうございます。」
山田:「部長、犬がいるでしょう?」
部長:「いるよ。ばか犬が。」
山田:「そのばか犬、あ、失礼。」
山田:「抱っこして、お茶飲んで、テレビ見ていたらどうですか?」
部長:「山田君。うちのばか犬。じゃなくてお犬様は駄目だよ。」
山田:「なんでですか?」
部長:「ベッドから動かんから。」
山田:「ベッドで抱っこ、お茶、テレビですか。」
部長:「私は最近思っているのだよ。」
山田:「なんですか?」
部長:「コロナが片付くまで私はベッドから動くことができないのではないのかと。」
山田:「寝たきり部長ですね。」
部長:「それでね山田君。」
山田:「なんですか?」
部長:「緊急額宣言。また伸びたね。」
山田:「そうみたいですね。」
部長:「でね。国民に10万だろう?」
山田:「そうですね。」
部長:「もう1ヶ月伸びるんだから、20万じゃないの?」
山田:「あ、そうですね。」
部長:「あとな、マスク。」
山田:「アベノマスクですね。」
部長:「この前、うちのお犬様。この前入院したんだ。」
山田:「大変でしたね。」
部長:「でな、帰りにオリンピックに寄ったんだ。」
部長:「お犬様のお芋を買いに。」
山田:「それで?」
部長:「マスク売ってたぞ。」
山田:「そうなんですか?」
部長:「あと、手を消毒するスプレーも。」
山田:「それでマスク買ったんですか?」
部長:「まあな。そろそろマスク、出回るな。」
山田:「いい傾向ですね。」
部長:「でな、うちに来たんだよ。」
山田:「なにがです?」
部長:「アベノマスク。」
山田:「そうですか。で?」
部長:「いらねー。」
山田:「そもそも、綿のマスクは効果がないみたいですね。」
部長:「でな。お犬様の散歩でムックにあったんだ。」
山田:「ムック?」
部長:「まあそれはいい。」
部長:「ムックの飼い主さんのところにもマスク届いたそうだ。」
山田:「それで?」
部長:「黄色だったそうだ。」
山田:「。。。。。」
部長:「洗ったらぼろぼろになったそうだ。」
山田:「。。。。。」
部長:「でな、キャッチフレーズだ。」
山田:「まだ続いてたんですね。」
部長:「こんなんどうだ?」
部長:「家にいよう。マスクはいらん。家にいるからもう10万。」
山田:「お店閉めてるから補償しろ!」
部長:「我々は税金を払っておる!」
山田:「税金は年貢じゃない!」
部長:「勤労の義務。納税の義務。」
山田:「国は国民の生活を守る義務がある!」
部長:「山田君。見事だ!!!!」
といことで、うちのお犬様、トリミング中なのでこんなお話しをつくってみました。
マスクの件は実話です。
↓
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おしまい。
ご参加わんこ募集中!
つづく。。。。
——-お知らせ——-
■掲載希望応募ページ
教祖様の信者の方のワンちゃん、ねこちゃんの写真を募集中。
里親募集にもぜひ活用ください。
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更新のご連絡など、教祖様の「ありがたーーい、お言葉」とともにお伝えしていきtます。
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パパさんの小話シリーズ。こんなことがあったねぇ、と笑える日が早く来てほしい。
マスク、売ってるんですね。でもサリぽん王国、遠いな。これも早く適正価格で普通に流通してほしいです。
トリミング後のサリーまたふわふわ可愛くなったね☺️❤️
待つのだ!
教祖様がなんとかする!🤣
サリーが居ないとホントにヒマ!
なんだな🤣🤣🤣
で、サリーのお話しばかり😘
うひょひょ。
しかしサリー可愛いなぁ😍
ふわふわになったね。
スリスリしたいなー💕
あまりに暇なので。。。。😅