サリーの「おちっこ問題」なのである。
サリーは散歩に行けるとわかると嬉しさのあまり部屋でおちっこをしてしまうのである。
誤解のないようにしたいのだが、飼い主はいつも朝、サリーを連れて散歩に行き、気持ちよくおちっこをしてもらいたいのある。
ついでに、どすこい!(うんちゃん)もしてくれると「今日も一日頑張ろう!」と思うのである。
いつか、NHKの朝ドラでどうしようもないわんこの飼い主になった少女が苦労のすえ立派なわんこにするドラマをやって欲しいのである。
昔、寒村に生まれたわんこ、「おちん」。
奉公に出され奉公先でいじめられ、まともに三度々の食事も与えられず、しかもお外で、おちっこ、うんちゃんをしたいのに奉公先のご主人に伝えられず、散歩に行けるとわかると嬉しさのあまり部屋の中で、おちっこをしてしまう、「おちん」。
それで、ひょんなことから「おちん」を引き取った中学生の少女。
北海道で将来は漫画家を夢見ていた「なつ」が見事、ばか犬の「おちん」を立派なわんこに成長させるというドラマ。
題して、「なつぞらとおちん!」
やってくれないかな?
で、サリーの「おちっこ問題です。」
父ちゃんは頑張ったのです。
数日前のかまってあげないとベッドの上でおちっこした問題。
朝、5時。
寝ているサリーを叩き起こし散歩に連れていきました。
おちっこ、うんちゃんさせて、帰りました。
サリーは満足したのか、はたまた疲れてのか寝ました。
しばらくして飼い主は会社に行く準備をしたのです。
いつもは会社に行けるとわかると大興奮するサリーですが、
「サリー、会社にいくよ。」と言っても、顔を上げて、眠そうな目をして、「ガクッ」とまた眠りに入ったのです。
ではしかたないので、飼い主は一人で会社に行きました。
夕方戻りました。
サリーはふて寝していました。
あれ、ちょっとまずかったかな。。。。
早朝散歩に連れていかないので早朝会社出勤に連れていけばよかったか。。。。
でも、運送会社は早朝が大変なのです。
とんでもなくうるさいのです。
トラックのエンジン音。
フォークがぶんぶん!
きっとサリーは大興奮するのです。
なんかこう、これから仕事にでかける社員を静かに見送ってくれればいいのですが、それは絶対に無理なのです。
以前、社長がフォークに乗って荷物を動かしていたところを見学させていたらもうとんでもなくとんでもなく大興奮したのでした。
多分、子犬の頃、運送会社とか工場で飼われていた(推測)記憶が甦ったのでしょう。
まあ、そんなことはどうでもいいのですが、夕方、戻り散歩に連れて行きました。
おちっこ、うんちゃん!
おちっこ、どすこい!
抱っこしてエレベーター。
外に出ると、おちっこ!
まずまず。
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おやつをくれる人がいないので結局、父ちゃんを睨むのです。
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いつもの抱っこ。。。。
で、
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「うひょうひょ!」なのです。
まあということでハッピーエンド!
になるはずだったのですが、、、、、
深夜3時です。
サリーは、なんとなしにお散歩。。。
と言いますか、おちっこしたそうだったのです。
あれ?
あれれ?
ちょっとまずいか。。。。
でも深夜、3時だぞ。
しかし、またベッドの上でおちっこは避けたいので散歩に行ったのです。
もちろん、エレベーターに乗る前に抱っこしたのですが、
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抱っこされて、「ぴゅー!」と大量におちっこしました。
「飼い犬に手を噛まれる」ではなく。
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「飼い犬を抱っこしたら”気持良さそうに”おしっこされる」なのでした。。。。。。
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おしまい。
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