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サリーは寝るときは飼い主と一緒に寝ます。

世の中にはケージの中で寝るわんこもいるそうです。

サリーは変わっているのか。

盆姉に聞いたらココも一緒に寝るそうです。

グレースママさんもグレースと一緒に寝ているそうです。

そうか。

我が家だけではなかったのか。

妙に安心するのです。

うちも一緒なんだ。

子供の成長が遅いと悩む親が「あら、うちの子も小さい時はそうだったわよ。」

と言われてホットする親心と同じなのです。

同じじゃないか。。。

サリーは一緒に寝ていて飼い主が起きると慌てて飛び起きます。

「いびきかいて寝ているのに飛び起きるんだよ。」

ココもグレースちゃんも同じだそうです。

いびきはかいてないそうですが。。。

我が家も同じなのか。

またまた安心するのです。

犬は寝ていても熟睡していないのではないか。

常に飼い主の動向を気にしているのではないか。

うーむ。

それはありうるな。

うん。うん。

確かに。

そうなるとどんどん、盆姉とグレースママにサリーの育児？について相談するのです。

若いママさん達は公園で子供を遊ばせながら育児について相談すようですが、我々はなぜか居酒屋とか寿司屋でビールを飲みながら相談するのです。

相談しながら、「我が家も一緒なんだ」と安心するのです。

しかし、いつも一緒にいるのになんでいつも飼い主の動向を監視するんでしょう？

ちょっとコンビニに行くときも「どこへ行くんだ！」

と怒り半分、不安半分の顔で睨むのです。

もういい加減にすぐ帰ってくると覚えなさい。

「ココもグレースも夜コンビニに行くとき心配そうにします？」

盆姉とグレースママは「夜は出かけません。」

あらら、我が家は一緒ではなかったのです。

サリーの飼い主が変わっていたのでした。

それで、なぜサリーが夜、飼い主がコンビニに行くと心配そうにするのか。

わかりました。

我が家が安普請だからなのです。

我が家は隙間風がはいるのです。

暖房をしていても隙間風が「ぴー。。。ぷー。。。」と入ってくるのです。

寝室の小窓から入ってくるのです。

ですから飼い主は部屋の中では常にマフラーとダウンが欠かせないのです。

寝ていて起きるとマフラーとダウンを着ます。

テレビを見るかと起き上がります。

サリー、飛び起きます。

飼い主、マフラーをしてダウン。

出かけるのか。

散歩に連れてってくれるのか。

不安と喜び。

しかし、飼い主はテレビを見るのです。

サリーは混乱するのです。

サリーが安眠できないのはすべて安普請のせいなのです。

貧しさに負けたのです。

負けてしまっているのです。

テレビを見ている間、サリーは布団の上で寝ているのです。

隙間風が入るので布団の中で寝ればいいものに飼い主が戻るまで布団の中に入らないのです。

「テレビ見ている間、ココとグレースは布団の上ではやく寝よう。一緒に寝ようとします？」

「ソファで一緒にテレビを見ています。」

あれれれ？

我が家と一緒じゃないんだ。。。。

どんどん我が家が世の中と大きく違っていることに気がつくのです。

それで、テレビも見終わり布団に入るとサリーは嬉しそうに布団の中に入ってきて飼い主の足に顔を載せて寝るのです。

「待たせたな。」

ある意味、飼い主とサリーの至福の時なのです。

それで朝、サリーは寝ているのでそーっと起きてパソコンに向かうのです。

で、ふと見ると、

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布団から顔を出してつまらなそうにしているのです。

まあ、いいかと思っていると、

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布団の上で睨んでいるのです。

やはり我が家は世の中と違っているのでしょうか？

おしまい。

 

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