月別アーカイブ: 2018年10月

サリーの「ぽよよん日記」。サリーは昔の事を思い出すのか?

特定非営利活動法人アルマ・犬の里親募集

 



本日の「どすこい!検定!」です。

アロエ!

ハロウィン?コスチュームで『どすこい!』

アロエは移動派なのでカメラ目線は難しく、これが精一杯です?

判定よろしくお願い致します。

果たして判定は?












コスチュームでの「どすこい!」は前代未聞なので審議に入りました。

あ、判定が出たようです。












アロエママさん、ごめんなさい。

しばらく考えたのですが、可愛いので大関も横綱もどうもしっくり来ませんでした。

でもご参加ありがとうございました!

「どすこい!」タオル差し上げます。

で、本日のお話です。

人はふと、唐突に昔あの時!

くやしい!

今でも許せん!

と、昔の我が身に起こった災難を突然思い出すのです。

飼い主は夜寝ているとき、ふと昔のあの時!を思い出してしまいガバッと起き上がってしまうことが度々あります。

それは小学生の時です。

運動会です。

クラス対抗リレーです。

飼い主のチームは早かったのです。

ダントツの1位でした。

しかし、アンカー、今でもしっかりと覚えています。

山本しんや君です。

我々は足袋でした。

飼い主が子供の頃は運動会はみんな足袋だったのです。

しかし、山本しんや君は運動靴でした。

お金持ちだったのです。

山本しんや君以外、みんな貧乏人でした。

でも貧乏人ではありましたが足は速かった。

ダントツ1位でアンカーの山本しんや君に繋いだのです。

山本しんや君はバトンを受け軽快に走り出しました。

我々は声がかすれるくらい「がんばれー!」と応援したのでした。

しかし。

しかしです。

軽快に走っていた山本しんや君の運動靴が。。。

脱げてしまったのです。

でも我々は「だからどうした。」そのまま山本しんや君はゴールに走るものと思ったのです。

でも、山本しんや君、お金持ちの山本しんや君はそうしなかったのです。

山本しんや君は脱げた運動靴を取りに戻ったのです。

我々、そして応援していた父兄は突然の出来事に水をうったようにシーンとなったのです。

結果我々のチームはビリでした。

大人になった飼い主は今でもたびたび夢に見て飛び起きるのです。

「なんで運動靴を拾いに戻ったんだ!」

なんでそんな昔の事をと思う方もおられるでしょう。

飼い主もわからないのです。

わからないのですが、夢に出てきてしまうのです。

それから同じ小学生ネタです。

脱脂粉乳。

ご存じでしょうか?

昔あったのです。

今では給食に牛乳が当たり前ですが、飼い主が小学生1年の時は脱脂粉乳が出たのです。

これが美味しくなかったのです。

まずかったのです。

飼い主より年上の人は「脱脂粉乳がさ、まずくてよ。」と言うのです。

飼い主はその度に暴れたくなるのです。

産まれるのが1年遅ければ「脱脂粉乳?なんですかそれ?」と言えたのです。

あああ、1年産まれてくるのが遅ければ。。。

大後悔なのです。

あれ?

またお話しが訳がわからなくなってしまいました。

つまりですね、人はあの時なぜなんだ!

と、忘れたい!

ということがあるのです。

それでふと思ったのです。

人にあるんだから、犬にも猫にもあるのではないか?

犬は夢を見ると言います。

「うちのわんちゃんは寝ている時、後ろ足をキックしています。」

「きっとドッグランで走っている夢を見ているんですよ。」

とか聞いたことがあります。

では、犬や猫は昔の事、「なんであの時!」とか「忘れたい。」ということがあるのではないかと思ったのです。

ありそうでしょう?

そう思わない?

そうかなああ。

あのですね、昔飼っていた猫のちびこ。

いたずらした時に叱ると飼い主が寝たころ布団の足元におちっこをしたのです。

「冷てー!」飛び起きたのです。

で、ですね。

しばらくして、ちびこは機嫌が良かったのです。

良かったのですが、夜また足元におちっこしたのです。

これは絶対に昔、飼い主に怒られたことを思い出したのです。

そうでしょ?

絶対そうなのです。

ということで少なくとも猫は「なんであの時!」思い出すのだということが証明されたのです。

そんなばかなという方の意見はこの際無視させていただきます。

でないとお話しが進まないのです。

では犬はどうか?

残念ながら飼い主は犬はサリーしか知りません。

果たしてサリーを観察して研究発表にしていいのかはなはだ心もとないのですが仕方がありません。

サリーは毎日、のほほんと暮らしています。

散歩に行けて、おやつを頂いて飼い主がそばにいればそれで十分なようです。

元捨て犬という過去はまったく微塵にもだしません。

今が幸せならそれでいいじゃん!みたいです。

そうそう。

猫のちびこは野良でした。

手のひらに乗るほど小さい時、恐らく母猫に捨てられたのでしょう、飼い主が拾ったのです。

大きくなった時に飼い主が、「ちびこよ。お前野良猫でさ、母親に捨てられたんだよ。」とふざけて言うとあからさまに嫌な顔をしました。

飼い主が言っていることがわかるのです。

サリーにも試したのです。

「サリーよ、お前捨てられたんだよ。」

サリーはおやつをもらえるとのかと目を輝かしていました。

飼い主としては少しはイジケテほしかったのです。

「僕なんか。。。」

「捨てられたんだ。。。」

「僕なんか。。。」

部屋の隅で背中を丸めて壁に向かってイジケテ欲しかったのです。

で、飼い主がそっと後ろに立ち、「サリー。それがどうしたんだ。」

「確かにお前は捨てられた。」

「捨てられたのがつらいのか?」

「悲しいのか?」

「まあ、それはそうだろう。」

「でもな考えてみろ。」

「今ではおとうちゃんのところで毎日毎日一緒だぞ。」

「フランス産のお高いカリカリも食べることが出来るのだぞ。」

「しかも毎月おとうちゃんの散髪代よりお高いトリミングにも行けるのだぞ。」

「元捨て犬が教祖様になって今では、どすこい!で大人気なんだぞ。」

「どすこい!どすこい!」

あれ?

なんのお話しでしたっけ?

そうそう。

犬は昔のこと、思い出したくもないこと、忘れたいことを思い出すのかということでした。

あるのです。

思い出すのです。

サリーは夜寝ている時、突然布団の中から飛び出してきて暴れる時があります。

それはもう暴れるのです。

布団や毛布を齧って齧って。

わけがわからないのです。

これは絶対に昔のくやしいことを思い出したのです。

そうとしか考えられないのです。

きっとこうなのです。























仕方ないので深夜にもかかわらず散歩に行ったのです。













































朝散歩に行ってからサリー、ずーっと寝ていて夜中に急にどすこい!したくなったのでした。

おしまい。

 

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