サリーは昨日、久しぶりに会社に行ったのです。
行った翌日は、
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起きないのです。
サリーは会社が大好きなのですが、同時に緊張しているようです。
ですから帰るとすぐ寝るのです。
すぐ寝るのですが、翌日も寝続けるのです。
どんなに疲れているかと言えば、、
変な犬。
と思っていたのですが気がついたのです。
人間もレジャー、例えばどこかの郊外に車で行ってバーベキューをしたとします。
もう楽しくて楽しくて。
子供達もキャ!キャ!
でも翌日は疲れて昼間で寝るのです。
ということはサリーにとって会社はバーベキューなのか?
で、ですね。
朝の9時30分。
無理矢理起こしたのです。
サリーを。
約束の時間は10時なのです。
サリーは寝ぼけた顔でぽかんなのです。
「行くぞ。」
サリーは嫌がりました。
もっと寝ていたいようなのです。
しかしそういう訳にはいかないのです。
途中で、
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嫌がるのです。
でも無理矢理引っ張ります。
だんだん目的地に近づくとわかったのか。
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トリミングなのでした。
実はちょっと失敗したと思っているのです。
サリーは会社に行くと翌朝は疲れて遅くまで寝るのです。
トリミングもそうなのです。
大興奮翌朝バタンキュー二連チャンなのです。
老犬にとってはハードなスケジュールなのです。
果たして老犬の体力は持つのでしょうか?
で、サリーを預けて電車に乗って買い物に行ってしまったのです。
眼鏡を買いに行ったのです。
あれはなんと呼ぶのでしょう?
歳を取ってくるとえーと、ほら。
老人の特権とでも言うのでしょうか?
わかるでしょ?
世間では老眼鏡と呼ぶようです。
老眼鏡持っているのですが、受験勉強のやり過ぎ。
ってもちろん嘘。
パソコンやスマホの見過ぎで今持っているのが合わなくなっているのです。
ですからデスクトップパソコンで仕事をしたりブログを書いているとき、よく見えないのでモニターに顔を近づけるという。
当然、前屈みになり目にも悪いし腰にも悪いことになっているのです。
それで老眼鏡を新調しようと思ったのでした。
で眼鏡屋さんに到着。
フレームがたくさんありました。
流行のものがたくさん。。
でも飼い主はとにかく値段がとにかく安いのを探しました。
一人部屋のなかで使うのです。誰に見せるものでもないのです。
そして他のお客さんは色々鏡の前で試しているのですが、飼い主は試しもせず一番安いのを選びました。
なんかよくわからない機械の前に座らされ色々チェックされ無事終了。
出来上がりは40分後だそうです。
最近は眼鏡ができあがるの早くなったのです。
で、飼い主は待っているあいだ、お昼ご飯を食べに行ったのです。
行くところは決まったいるのです。
どうも、最近さんま定食が食べたくて仕方ないのです。
近所には食べさせてくれるところがないのでネットで調べていたのです。
眼鏡だできあがる間にさんま定食を食べよう!計画なのです。
ちょっと話は飛びます。
腰痛です。
病院は行っていません。
というのも調子がいいのです。
痛み止めの薬とコルセットをしていれば大丈夫なのです。
そうなるとわざわざ水戸黄門近辺に痛い注射をして、薄れゆく意識の中で「サリーに会いたい」という意味がないのです。
でもですね。
快調なのですが、一つだけ問題があるのです。
歩くスピードが。
異常に早いのです。
飼い主は別に異常にはやく歩きたくはないのですが、なぜかとんでもなく早く歩いてしまうのです。
渋谷のスクランブル交差点で信号が青に変わると人々が一斉に四方八方から渡り始めます。
それを俯瞰で見てみるととんでもないスピードで人の波の間をまるでマッハで歩き去る男がいるみたいな感じと言えばおわかりになるでしょうか?
余談でした。
それでさんま定食をやっている目的の店に到着。
しかし。
飼い主は絶望のどん底に。
お店は地下なのです。
しかも階段。
階段は駄目なのです。
手すりにつかまって降りないといけないのです。
あきらめました。
その後のことは覚えていません。
ただひたすら眼鏡ができあがるまで街をふらふらと歩き回ったような気がします。
公園でブランコに乗っていたような気がします。
なんか歌を歌ったような気がします。
いーのーちみじかーし♪
わからない方は無視してください。
本当はペットショップでサリーのカリカリ、大きな袋ふたつを購入していたのです。
でそれをリュックに入れて眼鏡屋さんに向かいました。
ちょっと重いので前屈みになって向かいました。
そういえば昔、大きなあれはなんというのでしょう?
行李か。
背負っておばさんが行商してたなああ。
どうも重い物を背負うと変なことを思い出すのです。
どうせなら駅前で餅とかまんじゅうとか並べて商売しちゃおうかな?
でも背負っているのはサリーのカリカリだから誰も買わないか。
で無事眼鏡を受け取り電車に乗って自宅に戻ったのです。
荷物を置いてこんどはトリミング屋さんにサリーを引き取りに向かうのです。
着きました。
サリー、トリミング作業の部屋でなぜか楽しそうに、うれしそうにうひょうひょ歩き回っていました。
トリミングを怖がるわんこがいると聞きます。
でも、トリミングが終わってもうひょうひょ歩き回っているわんこは飼い主恥ずかしいのです。
でお会計を済ませて帰ろうとするとトリマーさんが言ったのです。
「サリーちゃん、おなかのところとあごの下がぶよぶよしているところがあります。」
え?
触るとたしかにぶよぶよしているところがあるのです。
「一度病院に連れていったらどうでしょう。」
あれ?
あれれれ?
飼い主に突然、決断が迫られたのです。
サリーをトリミングから帰ったらうひょうひょ!で布団を囓る姿を見ながらビールを飲もうと思っていたのです。
いたのですが、突如動物病院に連れて行くかの選択が出現したのです。
ビールを取るかサリーを取るか。。。。
病院に行きました。
サリーは病院でまたまた
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うひょうひょでした。
サリーは会社もトリミングも病院も大好きなのです。
先生、サリーの身体を触って診察します。
「特に問題はないね。」
「夏場、この子水良く飲んだでしょ。」
よく覚えていないのですが、水を飲んでの水太りみたいなことをおっしゃっていました。
ああ、一安心。
で、先生が、
「それより気になるのが。。。」
「気になるのが?」
「ここ。」
えーっとざっくばらんに申し上げて、
去勢してるでしょ。
去勢すると睾丸がなくなる。
そうなの。
知らなかった。。。。
サリーもないのですが、どうも右側、無いはずのところに小豆大のものがぷっくりとあるのです。
なんとかかんとかで血液の流れがどうのこうの。
あれ?
先生、「この子興奮すると咳をするでしょう。」
それはどうのこうの。。。
よくよくわからなくなってしまったのです。
「先生、それでどうしたらいいでしょう?」
先生、一言。
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「手術。」
つづく。。。。
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