夕方でした。
サリーの手術について動物病院に詳しいお話しを聞きにいくのでした。
「サリーの飼い主は頼りないので私が行ってあげる。」という奇特な方がいらしゃったのです。
ぷーママさんです。
で、夕方、ぷーママさんと動物病院に向かったのです。
でもサリー、なんだかわりませんが帰ろう。帰ろうとするのです。
サリー、どうしたのだ?
サリーが大好きな動物病院だぞ。
で、歩かないので、
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ぷーママさんに抱っこされるのです。
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サリー、なにか不吉な予感がしたのかもしれません。
でですね。
動物病院。
ぷーママさんが色々と先生に質問してくれるのです。
飼い主はただ立っているだけです。
「ぷーママさん、なんでこんなに詳しいのだろう?」
もともと行く前は飼い主も色々ネットで調べました。
そうか、これを聞けばいいのか。
しかし、いざ病院に行くとすっかり忘れていたのです。
飼い主は高校生の頃から「お前はカップヌードルだな。」と言われていたのです。
「3分たつとすべて忘れる。。。」
む!とするのですが、本当なので反論できないのでした。
で、いつもは動物病院が大好きなサリーです。
注射されても尻尾を立てているサリーですが、なにか手術の話が詳しくなるとなんとなしに落ち着かなくなったのです。
人間の言葉はわからなくても怖いと感じるのでしょう。
しまいには、
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ぷーママさんに抱きつくのです。
おいおい、父ちゃんはこっちだぞ。
ぷーママさんは先生にさらに色々尋ねるのです。
カップヌードルの飼い主は壁にかかったカレンダーを見て、「今週末は3連休なんだ。」とぼーっと新発見しているのです。
でですね。
なんだかわからないうちに打ち合わせ完了。
ぷーママさんと先生のお話しを聞いているようでカレンダーをみて今週末は3連休なんだの飼い主にぷーママさんが色々復習で確認してくれるのです。
サリーのしこりの除去は難しくないでそうです。
あと、歯垢。
トリミングで歯磨きして頂いているのですが、歯茎のところ?はトリミングでは難しいので麻酔をかけるので除去しましょう。
あと歳なのでイボがあるのでそれも除去するということなのです。
ああそうなんだ。
でもですね。
カレンダーをぼーっと見ていた飼い主ですが、もっとも重要なことはちゃんと質問しました。
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「手術おいくらですか?」
「まあ私一人でやってるしね。他に従業員いないし。自宅を賃貸マンションにしているから別に金儲けする必要ないから。。。」
「ないから?」
「ないから、1万5千円かな。」
飼い主、思わず先生を抱きしめようかと思いました。
先生は続けるのです。
「うちにはよく野良猫を持ち込んでくる人がいるの。去勢手術。」
「仕方ないから5,000円でやってるの。」
もう抱っこではたりません。
胴上げしようと思いました。
ただ、サリー。
心臓に雑音がするそうです。
3年前に初めて健康診断をしたときはまったくしなかったのです。
それで帰り、いつもは帰りたくないのサリーですが。
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そそくさと帰りました。
で、お疲れ様の近所の焼き鳥屋さんでお疲れ様のビール!
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もうサリー満面の笑み。
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サリーは女性に抱っこされるのが大好きなのです。
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サリーの手術は来週!
つづく。
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