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サリーがお世話になった仮親さんのマイクママさんからメールをいただきました。

またまた仮親さんになられたそうです。

名前は「カンチ」！

東京ラブストーリーからだそうです。

保護された時は、

今はとんでもなく可愛いのです。

里親さん募集中なのです。

でね。

お前さ！（捨てた飼い主に）、もうふざけんなよ！

サリーも保護されたときは毛がぼうぼうでしたよ。

あのね。

こういうわんこは高いの。

買ったら高いの。

ダックスフンドだそうです。

簡単に捨ててはいけないの！

そうじゃなくて捨てるな！

怒りで寝ることができなくなってしまったのです。。

高いだけではないのか！

いわうるミックス犬。

猫。

野良猫。

捨てちゃだめでしょう。。。。

なんとかしましょうよ。

深夜です。

サリーと寝ています。

天井を見上げます。

考えがあらぬ方向に向かうのです。

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「ああああ。もし飼い主が死んだら。サリーはどうなるのであろう？」

ほら。

飼い主もう歳だし。

朝、ぽっくりいっているかもわからないじゃないですか！

あれ？

あれ？

そうなるとサリーは？

会社で「さとこ」さんが社長に「会長、最近出社しませんね？」

社長「どうでもいいんじゃね。来てもサリーと遊んでるだけだから。」

「そうですよね。」

遺体発見が遅れるのです。

飼い主はもう死んでいるのでどうでもいいのですが、サリーだけはなんとかしないといけないのです。

もう眠れないのです。

なんか朝、昼、夜、携帯に電話をくれるサービスないでしょうか？

「生きてますか？」

ありがたや！ありがたや！

続けて、「サリーちゃん元気ですか？」

もううひょひょ！

「はい！元気です！」

続けて、

「飼い主さん会社の経営者で独身なんですね。」

「はあ。いやーもう全然もてなくて。お恥ずかしい。」

「そうなんですか。実は私も独身で。。。」

うひょひょひょひょ！

なんてサービスあるわけないでしょう！

そうそう。

歳なので心配なのです。

毎朝、血圧計で計ったいるのです。

お薬もいただいているのです。

あと心配なのは、脳梗塞。

予兆として、ろれつが回らなくなるそうです。

うそーん！

ほとんど家にいてパソコンで仕事をしているので、一日話をしなかった日が多いのです。

いかん！

いかん！

ろれつがまわっていないか自己チェックなのです。

サリーに話すのです。

「サリーちゃん。サリーちゃん。昔、昔、あるところにお爺さんとお婆さんがいたのよ。でね。お爺さんは山に芝刈りに、お婆さんは川に洗濯に行ったのよ。すると柿。渋柿。とんでもなく渋い柿が流れてきたのよ。」

「でね。それを割るとね。」

「お前が出てきたのよ。」

うははっっははっははははは！

サリー、迷惑そうな顔をするのです。

「渋柿太郎。いえ。渋柿サリ太郎。」

お話作ろうかな。。。。

飼い主は深夜になにを考えているのでしょう？

それで「カンチ」です。

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おしまい。

 

——-お知らせ——-

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