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サリーは散歩から戻ると部屋の中を興奮して歩き回ります。
「落ち着け!落ち着け!」と毎回声をかけるのですが、無理。
水飲んで、カリカリ食べてベッドの上で毛布を噛みます。
エレベーターを降りると部屋のドアまで猛ダッシュですから、「はやく噛みたい!。一刻も早く噛みたい。」なのです。
これが会社から戻ると「もう我慢の限界!」になるのです。
部屋の中をかけずり回り、ごはん皿の前でごはんちょうだいの顔をします。
ごはんあげます。
勢いよく食べます。
完食です。
ベッドの上で毛布を噛みます。
いつもは噛みながらずーとしているのですが、先日は違いました。
ベッドの上をウロウロ、落ち着かないのです。
どうしたのだろうと見ていると、急にベッドの上から床を見つめるのです。
悪い予感。
予感的中。
お食事中の方、すみません。
戻しました。
今勢いよくたべたカリカリすべて。
ため息なのです。
「もっと落ち着いてたべなきゃ。」
この興奮するのなんとかしないといけません。
それで、サリーはいつも緊張しているのです。
飼い主がそばにいるか絶えず確認するのです。
飼い主がトイレに行くとついてきて、飼い主がいるのを確認すると戻ります。
それはまだいい方です。
一緒に寝ています。
サリー、枕元です。
飼い主、隣で本を読んでいます。
サリーのいびきが止まります。
サリー、顔を上げます。
飼い主が隣にいることを確認すると寝ます。
飼い主慣れてきて片手でサリーを撫でながら本を読むようにしています。
ただ、これがきついのです。
自分の顔のそば、つまり自分の肩の上の位置に右手を持ってきて撫でなくてはいけないのです。
最近、右手首が痛いのです。
腱鞘炎かもしれません。
パソコンのやり過ぎでしょうか。
おそらく、サリーを夜中に撫でているのが原因なのでしょう。
医学界の新事実として報告したいのです。
腱鞘炎の原因の1位はパソコンのやりすぎだが、ごくまれに、「夜中に飼い主がいるかどうかを確認する犬の頭を撫で続ける」となる。
サリーは緊張する男なのです。
飼い主の動きを常に監視しているのです。
寒いのでスエットの上着を着ると、「びくっ!」とします。
飼い主が出かけるのではないか。
やはり寒いので靴下を履きます。
また、「びくっ!」です。
サリーも緊張しますが、こちらも緊張するのです。
それで業務連絡です。
久しぶりに「ピクニック」をやろうかと思います。
まだまだ寒いので、3月下旬かな?
たしか、5回目?
テントやテーブル、椅子など、日本もんぺの会専用の用具も増えてきました。
アンディ家所有だったような気もしますが。。。
冗談から始めたピクニックです。
日本もんぺの会関西支部でも開催されました。
冗談から駒とはこのことなのです。
場所はいつものオランダ公園。
いつか夜中に人目を避けて、「サリーのピクニック発祥の地」の碑を建ててこようかと思います。
古びた板に「大富山佐利吉遠足発祥地。寛永十六年」とか書いておけば役所もおいそれとは撤去できないかもしれません。
ウィキペディアに、「徳川家綱の生類憐れみの令により日本で初めて開催された犬の遠足。すなわちピクニックである。」と勝手に書き込むのです。
家綱の時代って寛永16年?
しかし、サリー。
ピクニック、大興奮するからなああ。
他のわんこ達が遊び疲れて寝ているのにあいつだけ興奮して走り回っているからなああ。
ピクニックから帰ったら、ごはんはダメだな。。。
先日、もどしたあと、またごはん皿の前で「ごはんちょうだい」の顔をしていたので。。。
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おしまい。
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