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深夜2時です。

私（飼い主）はベッドに座っているのです。

そして隣には。

お馴染みサリーです。

サリーは嬉しそうに横に座っているのです。

これには深い訳はありません。

不快な訳があるのです。

その前に、朝、散歩に行きました。

いつもは行かない場所。

サリーも楽しそうでした。

それで夜。

いつものようにサリー、ベッドの上に仁王立ちのように座って（変かな？）、「早く寝よう。早く寝よう。」と睨むのです。

それで仕方なく飼い主も布団に潜り込むのです。

しかし、寝られません。

それはそうでしょう。

まだ夜の8時です。

しかし、サリーが怖いので布団に入るのです。

仕方なく本を読みます。

サリー枕元でちら、ちらと飼い主を見るのです。

気になって集中できません。

飽きらめてネットを見ます。

「犬」で検索したら、「犬の耳が汚れている」というサイトがありました。

そういえばトリミングで毎回、耳の中が汚れていると言われるのです。

まずい。

サイトによれば耳ダニかもしれないとのこと。

慌ててサリーの耳の中を見ます。

綺麗でした。

トリミングで綺麗にしてもらったので当たり前か。

耳の中のにおいを嗅ぐともありました。

クンクンしました。

まったく臭くありません。

よしよし。

一安心。

しかし、それから急に犬の病気が気になりだしたのです。

犬の病気に関するサイトを閲覧し、サリーを引き寄せ即席の検診が始まってしまったのです。

サリーは迷惑そうでした。

検診が終わるとベッドから飛び降り、部屋のなかを歩き回りティッシュペーパーをくやしそうに食べたことが証明しているような気がしました。

それから読書再開。

これが面白いんだ。

まいったね。

おやおや。

気がつくと深夜2時。

サリーは枕元で寝ています。

トイレに行きたくなりました。

そーっと起き上がりました。

ふと見ると。

噛み噛みが始まっていました。

仕方なくベッドに腰掛けたのです。

十分、噛み噛みを堪能したサリーは、

飼い主の横で嬉しそうにしているのです。

さて、私はこれからどうしたらいいのでしょう？

深夜2時におじさんと犬がベッドに腰掛けているのです。

とりあえず、トイレに行って戻ってくると。

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加湿器から出る湯気を浴びている犬がいました。

とてもシュールな深夜なのでした。

おしまい。

 

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