サリーは右目の眼球に傷があって左は白内障なのです。

それで年齢不詳なのです。

うちに来たときは6から8歳ではないかと言われました。

もう3年だから12なのかな。

病院では12歳くらいではないかと言われたので計算あってるか。

まあ犬を飼うのは初めてなのでよくわからないのですが、歳のわりには元気だと思っています。

散歩にも元気で行くし、会社に行くときのぐんぐん歩く姿はとても12歳とは思えないのです。

「わんちゃんの歩き方で年齢判断師」とかいないのでしょうか？

「うん腰もしっかりしている。リードをぐんぐん引っ張る。」

「はい。わかりました。」

「この仔は8歳です。」

で証明書を発行してくれるのです。

うーん。

サリーの歳知りたいなあ。。。

しかし、ここではたと気がついたのです。

人間は歳を取るごとに自分の年齢を出来れば忘れたいと思うのです。

飼い主は強制的に忘れたのです。

忘れてしまったのです。

しかし、役所に行ったり病院にいったりするとどうしても生年月日を記入しないといけないという場面に遭遇していまうのです。

映画「未知との遭遇」ではなく「生年月日との遭遇」なのです。

「サバよんだらまずいか？」

いつも思うのです。

整形外科で「わたしはいつ産まれたのでしょう？」と言ってしまうと違う病院に行かされそうなので嫌々正直に記入しているのです。

「犬の歩き方で年齢判断」があるのなら、「人間の体力測定で年齢判断」はないのでしょうか？

でも飼い主の場合、「大正生まれ」と判断されそうなのでこれはまずいのです。

「大正生まれ」だけに「対象外」。。。

くだらねー！

で、サリーです。

最近気がついたのですが、飼い主夜コンビニに行って帰ってきます。

サリー、ベッドの上でぼーっとしています。

飼い主が帰ってきたことに気がつかないのです。

隣に座って「ただいま」。

慌てて大喜びするのです。

ドアを開ける音、廊下を歩く音しているのに。

耳も遠くなっているのかもしれません。

昼間は見えているのです。

夜暗いときつくなるのかな？

もともと犬は目が良くないそうですし。

加えて耳も遠いのか。

意外と孤独なのかもしれません。

孤独な世界で過ごしているのかもしれません。

放浪していたので今は人が大好きなのだと思っていましたが意外と誰かそばにいてくれると安心しているのかもしれないのです。

ですから飼い主が少しでもそばを離れると不安になるのかもしれないのです。

ですからピクニックでたくさんの方が集まっていただけると最後までうひょうひょ！なのかもしれないのです。

でも目が悪いのと耳が悪いのと人がたくさんでうひょうひょ！の因果関係、訴求力がいまいちなのです。

うーん。

犬の目と耳の検査で年齢判断とかないのかな？

で、サリーの場合。

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「大正生まれ！」

おしまい。

 

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