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まず、今回のお話しのために、2つの事実を覚えていただきたいのです。
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まず、サリーの飼い主は小心者だということです。
先日、タクシーに乗りました。
乗って失敗したと思いました。
運転手さんが、ご高齢の方なのです。
うーん。
80くらいでしょうか。
別に高齢の運転手さんがいけないということではないのですが、ほら、最近よくあるでしょう?
ご高齢の運転で。。。。
色々。
まずいなあ。
思わず、「忘れ物があるので、すいません。降ります。」と言おうかと思いましたが、言えませんでした。
だって、恐らく運転歴50年はいっているでしょう。
運転手さんが、「私が高齢だから慌てて降りたのか。」と思われるかもしれません。
何しろ、運転歴50年ですよ。
50年。
プライドもあるでしょう。
50年の運転歴のプライドをズタズタに切り裂いてしまうのです。
もしかして、仕事を終えて家に帰り、長年連れ添った年老いた妻に、一言ぼっそと、
「もう潮時だな。」
なんてつぶやいてしまうかもしれません。
すると、年老いた奥さんはご近所のお仲間に、「うちのが、こんなこと言ったの初めてよ。」なんて悲しそうに言うのです。
年老いた奥さんは、肩を落として旦那さんの好きなお豆腐を買いに行くのです。
そんな光景は見たくないではないですか。
小心者の飼い主は、黙ってシートベルトをしっかりと締めました。
それから、飼い主の住む街は、肉類を提供する店がやたら多いのです。
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牛丼、とんかつ、ハンバーガー、居酒屋、しかも、焼き鳥メイン。
「全日本肉喰え、肉喰え推進協会」のモデル地区になっているのではないかと睨んでいるのです。
出来れば、カレイの煮付け、おひたし、納豆、味噌汁、なんかが食べたいのです。
盆姉とサリーを連れていったお店に、とんかつ定食とか、鳥の唐揚げ定食などのメニューの中に、ほっけの塩焼き定食、イカ焼き定食が小さく書かれていたのを思い出しました。
たしか、おひたしもあったような気がしました。
飼い主、るんるん気分で歩いて行きました。
「ほっけの塩焼き定食!。あと、おひたしもね。」
すると、おばさん。
「ごめんなさいね。ほっけないのよ。」
「あと、おひたしもないの。」
え?
「じゃあなんで、メニューに書いてあるんのだろう。」
と心のなかで叫びましたが、小心者の飼い主は笑みを浮かべながら、「じゃあ、イカ焼き定食をお願いします。」
すると、おばさん。
「ごめんなさいね。イカもないのよ。」
飼い主、ぼーぜん。
あのさ、ほっけとかイカとか、冷凍でいくらでも売っているでしょうに。
でも、それを言ったら、夜、店を閉めたあと、おばさんが、この道50年の旦那さんに、「貴方、ここが潮時なような気がするは。」と言う姿は見たくありません。
しばらくして、店の前を通ると、「永い間ありがとうございました」なんていう張り紙が張ってあったらどうすればいいのでしょう。
仕方なしにメニューを熟読しました。
とんかつ、豚の生姜焼き、コロッケ定食。。。。。
なぜか、ハムエッグ定食もありました。
なぜ、ハムエッグ定食。。
また、「忘れ物が」と言おうかと思いましたが、すでに生ビールを注文してしまったので、そういうわけにもいきません。
通常は、おしぼりなんかもらって、手を拭いて、顔なんかも拭いて、「とりあえずビール!」なんか言って、それからメニューを見るのですが、これからは、まずメニューが先。
「まずメニュー見るからね。おしぼり後で、今はいらない。お水もいらない。まずメニュー。肉ばかりなら、ちょっと忘れ物。」作戦を実行しようと心に固く誓ったのです。
これを、「1にメニュー、2にメニュー、3、4がなくて5にメニュー運動」と命名したのです。
ああ、また前置きが長くなってしましました。
とりあえず、飼い主が小心者であるということ、肉じゃなくて、魚とか、野菜とか健康な食事がしたいということをご理解いただけたと思います。
それで、本題です。
見つけたのです。
カレイの煮付け、おひたし、納豆、味噌汁。
典型的などこにでもある定食屋。
しかも朝6時からやっている定食屋。
近所の工場や会社で働いている方で繁盛している定食屋。
偶然、見つけたのです。
「やったぜ!」
よくぞ、「全日本肉喰え、肉喰え推進協会」のモデル地区のなかで、健気に、ひっそりと、でも、労働者のために頑張っていたのです。
もう、表彰したい気分です。
で、実は、その定食屋。
ドッグカフェのお隣なのです。
ドッグカフェというおしゃれ?なお店のお隣が昔ながらの定食屋なのです。
飼い主は考えました。
サリーをドッグカフェに連れていって、隙をみてお隣の定食屋に行って、カレイの煮付け定食を注文するのです。
ビールもあるようです。
偵察時にしっかりとビールを飲んでいる人を確認し、本部に連絡したのです。
それで、サリーを連れてドッグカフェに通いました。
さらに偵察、観察するためです。
できれば、定食屋のといめんのアパートとかの一室で、双眼鏡で張り込みをしたかたのです。
夜になると、部下があんパンと牛乳を持って「先輩。お疲れ様です。交代です。」とか言って欲しいのです。
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ああ、また長くなってしまいました。
それで、今日こそはと思いサリーを連れてドッグカフェに向かいました。
カレイの煮付け定食を食するのです。
ところが、「なにかの理由」が思い浮かばないのです。
「忘れ物をした。」で、隣の定食屋に。
もし、ドグカフェのママさんが買い物でお店を出て、隣の定食屋でカレイの煮付け定食を嬉しそうに食している飼い主の姿を目撃したらどうなるのでしょう?
「永い間お世話になりました」の張り紙が浮かんでしまうのです。
しかも、ドッグカフェ、食事も出来るのです。
ドライカレーとか、サンドイッチとか、パスタとか。
ビールもあるのです。
チューハイなんもあるのです。
ドッグカフェのイメージが変わるのです。
それで、どうしても定食屋に行くことができず、サンドイッチとビールなんかを注文してしまうのです。
3回通いました。
3回とも、「忘れ物」が言えず、パスタとビール、サンドイッチとビールを注文するのです。
それで、サリーを連れてとぼとぼ帰るのです。
小心者の自分が情けないのです。
家に戻り、ドッグカフェから頂いたチラシを見ました。
ドッグカフェはトリミングやホテルもやっているのです。
それで、チラシの隅に発見してしまったのです。
「一時お預かりサービス」
うん?
「なにこれ?」
3時間、700円。
わんこを3時間、700円で預かってもらえるのです。
そういえば、お店にいるとき、わんこを連れてきて、「それじゃ、よろしく」と言ってわんこを預ける人がいたのを思い出しました。
なんだ、そんな手があったのか。
サリーを預けて堂々と隣の定食屋で、「カレイの煮付け定食」を食べることができるのです。
「カレイの煮付け定食」を食べて、サリーを預けたまま買い物にも行けるのです。
でも、
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もし、ドグカフェのママさんが買い物でお店を出て、隣の定食屋でカレイの煮付け定食を嬉しそうに食している飼い主の姿を目撃したらどうなるのでしょう?
「永い間お世話になりました」の張り紙が心配なのです。
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おしまい。
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