サリーが太ったのではないか？
飼い主にはよくわかりません。
散歩が嫌いなサリーを強制的に抱っこして歩くと、最近、妙に重い。
腰が痛い。
飼い主にはよくわかりません。
単に、飼い主が年をとったせいかもしれません。
カリカリをあげると、プイ！として、缶詰や「おやつ」のほうを喜んで食べるようになったせいでしょうか？
飼い主にはよくわかりません。
単に味覚が変わっただけなのかもしれません。
人間も年をとると、肉よりも、魚とか、和食のほうを好むではないですか。
犬だって、きっとそうでしょう。
「子供の頃は、カリカリが大好物だったけど、年取ると、うちら、缶詰のほう。柔らかいのが一番よね。」
と、縁側で、犬友達と、お茶をのみながら語る姿が思い浮かびます。
ですから、サリーが太ったのかは、よくわかりません。
嘘です。
あきらかに太りました。
それを実感したのが、
落語家、大富山サリ丸の写真を撮影した時です。
年末に買った、羽織袴を着せました。
あ、最近、サリーは、コスプレを嫌がります。
着せていると、「ぐー！」と唸る時もあります。
それで、最近は、クローゼットの中で、グースカ寝ているサリーをそっと、起こします。
すると、サリーは寝ぼけた状態で、クローゼットから出てきます。
寝ぼけた状態のところを、ささっと、着せて、ささっと撮影します。
それでですね。
羽織袴がきついのです。
まずいです。
しかし、犬が太ったかどうか、羽織袴を着せて知るというのもなんなんでしょう？
「いやー、うちの犬、太っちゃてさ。え？この間、羽織袴着せてたら、キツくてさ。」
とは、とてもでないが、言えません。
それで、ダイエットのために、カリカリを少量、時間をわけてあげるようにしました。
でも、サリーは、カリカリの皿に歩いていくのですが、やはり、プイ！です。
心を鬼にして、ほっておくと、渋々、食べます。
困るのは、飼い主が、冷蔵庫に行くと、目をランランと輝かして、ついてくることです。
「なんもなーい！ビールだけ！」
と言っても信じてくれません。
ネットで、ダイエットのために、カリカリを数量、手であげるといいとありました。
試しました。
床にあぐらをかいて、「サリーはいい子ね。かわいいね。」と言いながら。。。
プイ！でした。
プイプイのプイ！でした。
サリーは、嬉しいと、鼻を鳴らします。
子豚のように、「ブイ、ブイ、ブイ」です。
飼い主として、カリカリを、ブイブイのブイ！と食べて欲しいのですが。
プイとブイは大きな違いがあるようです。
それで、朝、いつものように散歩に行きました。
いつものように、いつもの場所しか歩かないんだろうな、飼い主の夢は、広い公園一周なんだけどなあ。。。
でも、歩かないんだろうなああ。
と思っていたら、全く理由がわからないのですが、ブイブイ、あるきました。
なんでなの？
「おやつ」もあげてないし、同じトイプードルのマイケルもいません。
もう、ブイブイ行きます。
もしかして、自分でも太ったことに気がついたのでしょうか？
羽織袴がきつかったことに、やばい！と思ったのでしょうか？
公園の奥まで行きました。
これは、サリー自ら公園一周？
もし、一周したら、飼い主は、サリーを高々と持ち上げ、公園を更に一周したいと思いました。
当然、BGMは「ロッキーのテーマ」です。
もしかしたら、今朝は4時とかではなく、9時だったので、池に釣りをしている人や、バードウォッチングをしている人が、多くいたせいかもしれません。
人が多くいると、サリーは嬉しいのかもしれません。
「いいぞ、サリー。もう少しで公園一周！」
ところが、もう少しで、一周という時に、サリーは立ち止まりました。
ああ。もう駄目か。
力尽きたか。。。
やはり、飼い主が離れると、心細くなるようです。
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それで、サリーは結局、公園を一周しました。
自分から。
で、飼い主は、サリーを高く抱き上げ、公園を一周。。。
しませんでした。
サリーが重たいので。。。
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