月別アーカイブ: 2016年3月

サリーと「うなずき婆さん」

特定非営利活動法人アルマ・犬の里親募集

 

これは、随分前に作ったお話です

もう、15年以上も前にです。

「うなずき婆さん」というタイトルです。

当時、飼い主は電車通勤をしていました。

それで、ある日あることに気がついたのです。

女性で、とくに年齢の高い方。

それで、複数の場合。

会話は、一方的であるということです。

どいうことかと言えば、

女性、年齢の少々お高い方が二人(AとB)がいたとしましょう。

必ず話す方は決まっています。

Aは延々に話します。

Bは、うなずいているだけです。

Aは決して、Bに意見を求めません。

こんな感じす。

A: 「それでね、嫁がね、こういうのよ。ぺらぺらぺら。。。。」

B:「まあ。それでどうしたの?」

A:「だから、私も言ったのよ。ぺらぺらぺら。。。。」

B:「まあ。。そうれでどうしたの?」

A:「向こうも負けてないわよ。お母様。それなら、ぺらぺらぺら。。ですって。」

B: 「まあ。。それでどうしたの?」

A: 「私も、まけてられないわよ。それなら、🔴🔴子さん。ぺらぺらぺら。。。。」

これが延々と続くのです。

彼女らに「意見交換」という概念は存在しません。

飼い主の通勤生活から言わせていただければ、殆どの女性達に見受けられる現象なのです。

しかし、Aさんはいいですよ。

自分のうっぷんをハラせたのですから。

でも、Bさんの立場はどうなるのでしょう?

ずーと、人の愚痴を聞いていたのです。

どこかで、愚痴をこぼしたくなります。

こういうことは、男性のあいだでは、あまり無いように思います。

でも、会社の上司と部下の間ですとあるかもしれません。

ですが、同年代だと、

「そりゃあ、お前が間違ってんだよ。」

「そんなことないだろう。」

意見交換です。

たいした意見ではありませんが、たしかに交換しています。

あと、男性の間でも、一人が一方的に話す状況があります。

だいたい、定年退職して、ひまを持て余している男性とひょんなことから、同席になった、若い男性です。

この場合、定年退職が、一歩的に話します。

それで、定年退職が話すのは、「愚痴」ではなく、たいてい「自慢」です。

現役で働いていたとき、自分はいかに仕事が出来たかという「自慢」です。

若いほうや、「へんなのに捕まっちまったなあ。。」

と心のなかで「愚痴」ります。

「自慢」と「愚痴」が意見交換しているのです。

こういう、定年退職の自慢は、困ります。

現役のときに、大して自慢することがなかった人は、学歴を誇ります。

それが、東大とか、京大であれば、素直に「凄いですね。」

と言えるのですが、微妙な学校の場合、どう応えていいのか、迷います。

「凄いですね。」

は逆にバカにしているのではと思われます。

こういう場合、飼い主は必ずこう応えることにしています。

「そうなんですか!🔴🔴大学ですか!それで何学部です?」

これで大体、勝負はつきます。

「経済学部」でも「法学部」でも、たいてい、ほとんど勉強した内容は忘れていますから、これ以上、話題は進むことはありません。

加えて、

「経済学部ですか!ケインズでね。」とか、

「マクロ経済とミクロ経済なんですが、昔から興味があったんです!」

といえば、完全勝利です。

でも、もし、

「そうかね。嬉しいね。座りたまえ。詳しく話をしようじゃないかね。」

と、言われたら、地雷を踏んだと、あきらめなくてはなりません。

「農学部です。」

本人のほうから、この話題を展開しようとは思いません。

それで、なんのお話だったでしょう?

そうです、人間は愚痴を言いたいものなのです。

でも、そう簡単には、愚痴を聞いてくれる人を見つけることはできません。

だから、男性は女性がいる店に行くのです。

お化粧している女性がいる店です。

ファミレスにもお化粧をしている女性が働いていますが、通常、男性はこのような店に愚痴をこぼしにはいきません。

せいぜい、こぼすのは、サラダバーのドレッシングぐらいです。

そうです。

お酒を出すお店で、たいてい夜から開店するお店です。

銀座のお店でナンバーワンの女性は、客の話しをよく聞いてあげる方だそうです。

行ったことないけど。。。。

銀座のお店に、男性はわざわざ高い金を払って愚痴をこぼしにいくのです。

自慢しに行く人もいるようです。

高い金払って自慢しに行くのです。

しかし、愚痴をこぼしたくても、高いお金が払えない人もいるのです。

人間、愚痴、不満を抱えていては健康によくありません。

それで、こういう機械を作るのです。

ゲームセンターとかに。

つまりですね、300円いれるんです。

すると、座布団に座った、小さなお婆さんの人形があらわれるのです。

そして、

「それで、どうしたの?」

すると、サラリーマンは、

「聞いてよ。部長がさ。。。。。。。。。。。。」

「まあ。。。それからどうしたの?」

「俺もね、ちょっと失敗したなと思ったので、謝ったんだよ。でも部長がね。。。」

「まあ。。。それからどうしたの?」

それで、3分。

3分過ぎると、婆さんは、消えるのです。

これを「うなずき婆さん®」と命名するのです。

すばらしいアイデアです。

人気になり、長蛇の例になるのです。

世の中には、愚痴をこぼしたい人は大勢いるのです。

そして、その人気に、IT企業が目をつけて、「ネットでうなずき婆さん®」が発表されるのです。

なんで、こんな話を思い出したかといいますと、サリーの写真を整理していて、ふとこんなんじゃない?

と思ってしまったのでした。




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うけそうな気がするのですが。。。。

それで、お詫びです。

1:前に撮った写真を流用しました。

でも、また流用する予定です。

2:15年以上前に作ったお話です。飼い主、全然、成長していません。

それでは、教祖様からのありがたいお言葉です。

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