私は、読書が好きです。
いっぱい読みます。
特に、推理小説が好きです。
小学生の頃に、ポプラ社(懐かしい!!)のシャーロックホームズを図書館で読みました。
その後、江戸川乱歩の「少年探偵団」を読みました。
ふふふふ。
ポプラ社、「ホームズ」、「少年探偵団」で共感した人は、昭和生まれです。
「私は、赤毛のアンでした。」と言われると。。。
「男子。ちゃんと掃除しなさい!」と怒られそうで、このお話はここまでです。
それで、なんの話かというと。。。
推理小説の好きな、迷探偵の飼い主は、サリーの過去に疑問を持っていました。
サリーが拙宅に来た経緯は、
毛がぼうぼうで、「ほうろう」していた時に、埼玉県の保健所に保護され、ボランティア団体の「アルマ」さんに助けられ、
更に、仮ママさんにお世話になって来たのです。
それで、サリーが保健所に保護された時の写真をよくよく見返すと、幾つかの疑問が浮かびました。
ここらが迷探偵の推理の見せどころです。
出来れば、助手の「ワトソン君」が欲しいところです。
仕方ないので、サリーを「ワトソン君」にしたいと思います。
それでですね。
サリーが保健所に捕獲?された時の写真です。
おかしいと思いませんか?
毛がぼうぼうです。ロッドスチュアートです。
すいません。
それを言ったのは私です。
毛がぼうぼうで「ほうろう」していたのね?
でも、今時、犬が「ほうろう」しますか?
あの、野良犬?が歩いているの、見たことあります?
「ほうろう」していて、毛が伸びて、捕獲されたのでしょうか?
「ほうろう」していたのは事実です。
ただ、そんなに長い間、「ほうろう」していたのではないのではでないか?
仮説として、元の飼い主が、飼育放棄。。。。
いえいえ、「しつけ」が厳しかったのではないでしょうか?
「ワトソン君。君はどうおもうのかね?」
「ホームズ(ホームズになってしまいましました。話の便宜上、ホームズで続けます)。どうして「しつけ」が厳しかったと思うのかね?」
「つまりだね、君はうちに来てから、ほえたことがないだろう。」
「そして、嬉しいと、声を押し殺して毛布を噛んで嬉しさを表現していただろう。」
「それは、まさに、子供のころにほえたら、厳しくおこられたからだよ。」
「。。。。。。」
「しかも、君は、朝、私が起きても、散歩に行けと騒がず、静かに毛布を嬉しそうに噛んで、その嬉しさを表現しているではないかね。」
「。。。。。。」
「そこから推測するに、君は、子犬の頃からほえると、しかられたのだよ。」
「さらに指摘するとだね。君は、うちのような運送会社か、あるいは、工場で飼われていたのだよ。」
「ホームズ。どうしてそう思うのかね?」
「簡単なことさ。君は、作業服を着ている人が大好きではないかね。」
「それに、フォークリフトを見ると興奮するしね。」
ワトソン君は、黙って記憶をたどっているようでした。
「それに、君が飼われていたところは、女性が働いていて、その人が可愛がってくれたのだよ。」
「あるいは、その女性が飼い主だったのかもしれないね。」
「どうかね。ワトソン君。」
サリー・ワトソン君は無言でした。
「それでだね。」
「ひとつ、とても大事なことを指摘しなくてはならないのだよ。」
「私が、ちょっと買い物にでかけて、帰ってきたときだよ。」
「頂いたジャーキーの袋。」
「テーブルの上に置いておいたジャーキーの袋。」
「床に落ちていて、かじられていたのだよ。」
「わたしじゃない?」
「ふふふふ。私は全てわかっているのだよ。」
「犯人はこの中にいる!」
「犯人は。。。。」
「犯人は。。。」
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「お前だ!」
じっちゃんの名にかけて!
あれ?
逮捕!