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社長とサリー

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うちの社長は無口です。

無口で身体がでかいです。

凄く食べます。

昼の出前をとると、必ず大盛です。

ですから、私は出来るだけ一緒に食べないようにしています。

目の前で、大盛のちゃんぽんと、大盛のチャーハンを10分で平らげる人を見ると、食欲が無くなるからです。

無口ですが、こちらから話しかけると、よくしゃべります。

面倒臭い人です。

サリーは社長に尻尾振って寄って行きますが、社長はあまり相手をしてくれません。

もしかしたら、社長は、サリーのことが好きではないのかもしれません。

ここまでが前振りです。

で、ですね。

今日は、顧客の新年会がありました。

私はあまり行きたくはありませんでした。

このような会、苦手なんです。

社長さんや、会長さんのオジサン達が、「ガハハハ!」と笑っている会が苦手なんです。

ですから、会社で、なんだかんだと理由をつけて、行くのを拒否しようとしていました。

「サリーがさ、寂しがるだろう?」

とか、訳のわからないことを言っていました。

でも、仕方ないので、出かけました。

新年会に参加中も、会場を出て、会社に電話しました。

決して、サリーのことが気になっていたわけではありません。

今日の売上や明日の配送のことなどが気になっていたのです。

決してサリーのことが気になっていたのではありません。

でも、電話の最後に「サリーはどうしている?」

と言ったような、カスかな記憶があります。

「全然、大丈夫ですよ。」と経理の「さとこ」さんが、言ったような記憶があります。

なにか、面白くないので、ビールを連続で飲んだ記憶が、カスかにあります。

それで、会社に戻りました。

すると、社長の姿がありません。

どうしたのだろう?と思って見たら。

社長が、事務所の床にあぐらをかいて、社長の前には、お座りしたサリーがいました。

「なにやっているの?」と訊くと、「さとこ」さんが。。。

「社長が待ての訓練をしているんです。」

と言いました。

写真がないのが残念ですが、こんな感じです。

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明日の売上が心配になりました。












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