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サリーが来た!(Part 1)

知り合いの奥さんが、捨てられた犬や猫を保健所から引き取り、保護活動をしている団体のボランティアをしている。知り合いが「お前も飼え。」と。。。で、その団体に行ったのだが、可愛い犬や猫がたくさんいて、ボランティアの方々が頑張って世話をしているのだ。犬、猫、色々見たのだが、ボランティアの人が「どの子がいいですか?」と。

あのー、うちは父親の代から野良ネコを拾って育ててきたので、「どの子?」を言われ選べと言われても全く判断ができないのですよ。

だから、「どの子を選べ」と言われても完全に思考が停止してしまい、パニック状態に。人間、パニックに陥ると考えることは、、、、、、、

「とにかくこの場から逃げたい!」

で、思わず。

「あのー、一番人気のない子でいいですよ。犬でも猫でも。えーなんか障害のある子でも。ははは!!!」

と言ってなんとか脱出に成功。とりあえず、駅前でビール飲んで、一服。冷静になって考えたらなんで犬でもいいとか言ったんだろう。犬なんか飼ったことないのに。。。

猫は放っていても全然問題ないし。手間かからないが、犬って散歩とかさせないといけないのだろう?二日酔いの朝も行かなくてはならんのだろう?(因みに私独身)

まずいな。。。。

で、数日後メールが。

トイプードル。6から7歳。左目が見えない。オス。

動物保護センターから保護。

毛がぼうぼうで放浪していた時に保護されたらしいと。。。。

どうしよう?

そうしていると、保護しているボランティアさんからのメールが、追い打ちをかけるかのように。

「散歩の時、中年の男性に会うと、じっと見つめているんですよ。多分、昔、男性に飼われていたんでしょうね。」

「あちゃー!!!!」

優柔不断な私はどうしようか、悩みましたよ。で、とりあえず落ち着こうと、ビールを。あああ、結局、また判断ができなくなってしまった。

しかも、知り合いから集中砲火のごとくメールで「飼え、飼え、飼え」。

もうだめだ。とにかく楽になりたい。楽になりたい。

決断。

「飼います。」

で、来た。うちに。201575日。

150907a

サリーが来た!