金曜であった。
退院してからちょうど1週間。
病院に行った。
定期検診なのである。
点滴の予定なのである。
担当の先生は男性の先生である。
サリーの父ちゃんは呼ばれて診療室に入った。
するとどうだろう。
そこには、男性の先生ではなく、いつもの女性の先生がいるではないか。
女性の先生。
以前から父ちゃんの担当をしているのであるが、父ちゃんは苦手なのである。
なぜなら、この先生、平気で深刻なことを言うのである。
「先生。大丈夫でしょうか。」
「うん。大丈夫よ。心配いらない。」
「入院ね。」
心配いらないのに、入院とはこれいかに。。。。。
点滴に来たのに、天敵にあってしまったのである。
で、父ちゃんは帰宅したのであるが、先生は、「免疫力が落ちているから、外出禁止ね。」
もちろんなのである。
このご時世、好き好んで外出はしないのである。
ということで、父ちゃんは自宅にこもっているのである。
それで、思い出した。
入院中。
父ちゃんは、なぜか、「サリー。」と言うようになってしまったのである。
「サリー、父ちゃん、おちっこに行ってくるよ。」
「おちっこ貯めないと、看護師さんに怒られるのよ。」
「サリー、すぐ帰ってくるからいい子してろよ。」
「サリー、帰ってきたよ。」
「サリー、父ちゃんちょっと寝るよ。」
「サリーも一緒に寝ようね。」
なぜだかわからないが、「サリー。サリー。」と呼んでしまうのである。
自分でも意味がわからないのである。
おそらく、入院で心細くなっているからであろう。
そして、サリーと一緒に寝るのである。
ベッドの隅っこで。。。
サリーはいつも父ちゃんにおちりを向けて寝るので、サリーのスペースをあけているのである。
サリーに優しい父ちゃんである。
ということで、父ちゃんは再び、自主入院なのである。
自宅で。。。。
それで、新聞が読みたいので、早朝にコンビニに行ったのである。
マスクにアルコール消毒、帽子で完全武装。
駄菓子菓子!(盆姉作)。
目的の新聞がないのである。
仕方がなく、コンビニを3軒まわったのであるが、目的の新聞だけ売っていないのである。
父ちゃんは思った。。。。
「出たな。新聞爺さん!」
父ちゃんと新聞爺さんの戦いは終わっていなかったのである。。。。
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おしまい。
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