「保護犬」カテゴリーアーカイブ

船乗りフィーユの冒険。第15話!大富山佐里吉先生選挙に出る!とプリンセス・フィーユ!





「元気だったかね。」

「お久しぶりです。サリー先生。」

「先生、しばらくお会いしませんでしたね。なにをされていたんですか?」

「うむ。選挙だ。」

「選挙?」

「知らんのか?選挙があっただろう。」

「人間の世界のでしょ。衆議院選挙。」

「そうだ。しかしな、犬の世界でも選挙があったんだ。」

「そうなんですか。」

「まあ、君はまだ若いからなああ。」

「選挙権がないと?」

「そうだ。しかしな犬の世界の場合、選挙権ではなく。」

「なく?」

「選挙犬と呼ぶ。」

「選挙犬ですか。でもそれって選挙をする犬みたいですよ。」

「まあいい細かいことを気にするな。」

「今、思いついたんでしょ。」

「まあいいと言っているだろう。」

「で犬の世界の選挙も衆議院選挙なんですか?」

「違うよフィーユ君。」

「犬の世界の選挙はな、ほれ我々犬はいつも飼い主さんを思っておるだろう。飼い主さんの帰りを待つ犬。。。。。」

「忠犬ハチ公ですか。」

「なんで言っちゃうの!」

「ボケ考えていたのに。。。。」

「なんですか?」

「剣道や柔道で、先鋒、次鋒、飛んで、副将、大将?」

「中堅ですか?」

「だから!」

「フィーユ君、空気読んでよ。空気。」

「すいません。」

「で選挙だがね、我々犬はだね、いつも飼い主さんを大切に思っておる。」

「はい。」

「これを忠義とも呼ぶ。」

「はい。」

「だから、忠義員選挙。

「みなさん。」




「で、サリー先生、選挙でなにをされたんですか?」

「うむ。応援だよ応援。」

「誰の?」

「日本もんぺの党推薦の。。。」







「大富山佐里吉先生だよ。」

「佐里吉先生ですか。」

「で、佐里吉先生の公約はなんですか?」

「うむ。」






















「で当選したんですか?」

「聞かんでくれたまえ。」

「で、サリー先生。船乗りフィーユの冒険です!」

ということで。

前回までのお話。




サリぽん王国の、リキオ・凪・長官である。




船乗りフィーユの兄貴を名乗るわんこ。




眠りの銭形・coco・平次親分。




道案内のサリぽん。

サリぽん国王に招待されてサリぽん国に行ったのである。

「で、なんの用ですか?」サリぽんが訪ねた。

「実はだな。我がプリンセス・フィユー様だ。」

「ご結婚されることになったのだ。」

「それはおめでとうございます。」

「だがだ。問題があってな。」

「なんですか?」

「婚約者の母親だ。」

「母親の元婚約者と名乗る人物が現れた。」

「それで?」

「仮にAさんと呼ぼう。」

「はい。」

「で婚約者だ。仮に。。。」

「Kさんと呼ぼう。」




「なんだよ!」

「それはまずいんじゃありませんか!Kさんは!」

「なんでだ?」

「そのまんまではありませんか!」




「ほんじゃ、姓のほうで、Kさん。」




「でですな。」リキオ・凪・長官が言った。

「今、マスコミはこの話題でもちきりで、このサリぽん国にもマスコミが忍びこようとしておるのです。」
















その時であった。




プリンセスフィーユの兄貴が言った。

「妹よ。。。」

「ねえ、プリンセス・フィーユの兄貴さん。貴方本当にお兄さんなんですか?」

「そうだ。ただし、名字は違う。」

「違うってなんでですか?」

「両親が。。。」













リキオ・凪・長官が言った。

「今回のご成婚で各国からお祝いの方々がお見えなんです。」

「はるばる日本から。。。」




「また。落語家の大富山亭サリ丸師匠の弟子の。。。」







ますます、わけの分からなくなった、思いつき波乱万丈の「船乗りフィーユの冒険」!

はたしてどうなる!!!

以下次号!!!




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