サリーの「ぽよよん日記」。わんこの飼い主さんの勘違い。

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人はなぜ犬を飼うのか?

犬は飼い主を裏切らない?

昔から人と犬は友情で結ばれていたから?

みなさん!

それは大間違いなのです!

いいですか、みなさん!

人が犬を飼っているのではないのです!

飼い主は声を大きくしてお伝えしたいのです!

犬が人を飼っているのです!

飼い主はサリーが来てから薄々と感じていたのです。

猫のちびこは一日の大半を寝て過ごしていました。

飼い主が夜帰っても、「帰ったの?」

また寝ました。

起きてきて、ごはんを食べてまた寝ました。

これは猫を飼っているとは言えません。

居候がいるなのです。

ところが犬の場合はどうでしょう?

とにかく四六時中、飼い主の動向を注視しているのです。

飼い主が少しでも動こうものなら即座に反応するのです。

「どうした!」

「どっか行くのか!」

「おやつくれるのか!」

「散歩に連れていってくれるのか?」

「プーチン大統領との会談はどうなったのだ!」

これはないか。。。

で、飼い主が仕事から帰ると大興奮でお出迎えするのです。

すると飼い主は、「ぽんちゃん(仮名)!お留守番させてごめんね!」

となるのです。

ね?

おわかりになりますか?

あなたは犬を飼っているのではないのです。

飼われているのです。

いつも愛犬のことを心配しているのです。

「今頃、ぽんちゃん(仮名)どうしているかしら?」

「仕事終わったら速攻で帰らないと!」

大きな間違いなのです。

ぽんちゃん(仮名)は昼間、飼い主さんがいないのにもうすっかり慣れているのです。

朝、飼い主さんが仕事に行く時、玄関まで来て寂しそうにしているのです。

ですが実は、

「飼い主仕事に行った!」

「どうせ夜には帰ってくる。」

「それまで自由だ!」

と思っているのです。

絶対に!

リビングのソファに飛び乗り、後ろ足で頭を掻きながらテレビのリモコンを付けてサスペンスドラマの再放送なんかを見ているのです。

「これ前見たな。。」

「でも犯人覚えてないや。」

とか思っているのです。

それで、眠たくなって寝るのです。

それで夜になりドアの鍵がガチャガチャして、「おっといけねえ!」

慌てて玄関にしっぽを振って飼い主を迎えに行くのです。

「これからいい子の演技しないとごはん貰えないからな。」

「こいつ(飼い主)は自分が可愛い演技にころっと騙されるんだ。」

ね、
















そうだったら面白くありません?

そんなことないか。。。。

そうだったら面白いなと思ったのです。

なんでこんなお話を思いついたかと言えば。

サリーが起きない。

元気なんですよ。

サリー。

でも起きないのです。

最近は昼頃に起きるのですが昨日は夕方まで起きてきませんでした。

そうなるとこっちが心配になるのです。

パソコンに向かっていてもベッドをちらちらと見てしまうのです。

お昼になりお腹が減ったので食べに行こうと思うのですが躊躇してしまうのです。

躊躇するのですが、お腹は躊躇してくれないのです。

我慢できずに(我慢しなくてもいいのですが)、お昼ご飯を食べに行きました。

戻ってベッドを期待しながら見ます。

寝ています。。。。

あれ?

目が覚めて飼い主がいないので途方にくれてちょこんと座っているサリーが寝ているのです。

いつもであれば「お父ちゃん帰ってきたよ。」

「お父ちゃんここにいるよ。」

とサリーの隣に腰掛け人様には言えないようなことをサリーに言いながらなでなでするのです。

するとサリーは、

「もうどこへ行ってたんだよ。」

「心配したよ。」

と飼い主に身体をスリスリするのです。

それがサリーは寝ているのです。

いつもは面倒な犬なのですが、こうなるとつまらないのです。

なぜ起きない!

そうか失敗した。

お昼ご飯はハンバーガーをテイクアウトしてくれば良かったのだ。

くいじのはったサリーです。

飼い主が部屋でなにか食べていると目を輝かして「ちょうだい!ちょうだい!」と寄ってくるのです。

失敗した。

なんで俺は計画性がないのか。。。

後悔。。。

仕方なくパソコンに向かうのです。

それで飼い主はふと思ったのです。

お風呂に入ろう。。。

サリーは飼い主が風呂に入ると浴室の外で待っているのです。

待っていて飼い主が出てくると飼い主の濡れた足をぺろぺろ舐めるのです。

これだ。

これなのだ。

慌ててお風呂に入ったのです。

で、出ました。

サリー、いました。

起きて浴室の前で待っていました。

飼い主の濡れた足を舐めました。

「舐めなさい。舐めなさい。気の済むまで舐めなさい。」

このセリフ久しぶりだなああ。

それでこれからサリーをこちょこちょ。

サリー、やめてやめて!

始まりませんでした。

飼い主の足を舐めて満足したのかサリー、ベッドに登って布団の中に潜り込みました。

「もういちど風呂入ろうかな?」

サリー起きてこないとつまんねーなー。

いつもはうるさい犬なのにずーっと寝ていると面白くないのです。

「ああ、つまんねえ。」

すると何を思ったのか飼い主は、

「一緒に寝ちゃおう。」

まだ昼なのに布団に潜り込んだのです。

世間では皆さんが働いているのに飼い主は犬が起きてこないので自分も寝てしまおうと思ってしまったのです。

サリーは「?」

飼い主の鼻をペロッと1回だけ舐めて嬉しそうに寝続けました。

しかし、昼間ですから寝られるわけもなくしばらく天井を見つめ、「だめだ仕事しなくちゃ。」

再びパソコンに向かうのです。

で、深夜です。

サリー起きました。

飼い主がそばにいるのを確認し、















とても喜ぶのです。

飼い主はうれしかったのです。

とても嬉しかったのです。

ね、人は犬に飼われているのです。












でも、サリーはまた布団に潜り込んで寝ました。

つまんないの。。。。

おしまい。

 

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サリーの「ぽよよん日記」。わんこの飼い主さんの勘違い。」への6件のフィードバック

  1. サリーそんなに寝るのか💦
    シニアだから?シニアってそんな感じなのかしら💧未知の領域…
    手がかからないのはいいけど、手がかかってもうひょうひょしててほしいような。。
    いや、いっぱい寝ても元気ならそれが一番かな😌✨

    1. 寝るのです。
      ずーと寝ているのです。
      でも飼い主が隣に寝ると嬉しそうに起き上がって部屋の中をおやつを探して歩きまわります。
      いったいなんなんでしょう?

  2. はーい!
    我が家も間違い無く
    ワンコに飼われてまーす😆
    でも、居てくれて幸せ〜💕

    1. ぷう太もコリ男も可愛いからなああ。
      いいなああ。
      サリーは可愛くないぞ!

      1. いや!可愛いぞー‼️
        全世界に信者がいるのは
        サリーだけだぞ😍

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